ポール、リンゴがドラムを叩き出した瞬間がビートルズの「本当の始まりだった」と語る

ポール、リンゴがドラムを叩き出した瞬間がビートルズの「本当の始まりだった」と語る

リンゴ・スターは4月18日にポール・マッカートニーのプレゼンテーションによりロックンロール名誉の殿堂入りを果たした。

リンゴはザ・ビートルズのメンバーとしてはすでに殿堂入りを済ませていたが、ソロ・アーティストとしてはメンバーの中で最後の殿堂入りとなった。リンゴの殿堂入りセレモニーの一環としてポールはスピーチを届けたが、その中でリンゴとの馴れ初めを次のように紹介している。

「(まだリンゴが別なバンドに在籍していた頃)ぼくたちもリンゴと親しくなって、ぼくたちの遅い時間の出番によくリンゴはライヴを観に来てくれて、リクエストを何曲か入れてくれるもんだったから知り合いになったんだよ」

「ある時、ぼくたちのドラマーだったピート・ベストが出られなくなって、それでリンゴに代わりをお願いしたんだ。その瞬間は今でも忘れられないんだ。もちろん、ピートもいいドラマーだったし、ピートとは一緒に楽しいこともいろいろあったんだよ。ただ、ぼくとジョンとジョージ、ふたりとも天国で元気ならいいんだけど、とにかくぼくたち3人で並んで歌ってて、後ろにはこれまでまだ一緒に演奏したこともないやつがいて、だけど、そのリンゴが叩き出した瞬間をよく憶えてるんだ。確かその時やったのはレイ・チャールズの"ホワッド・アイ・セイ"で、たいがいのドラマーはこの曲のドラムをきちんと叩けなかったものなんだ。ちょっと難しい曲だったんだけど、リンゴはどんぴしゃりで叩けたんだよね」

「その瞬間を今でも思い出せるんだよ、そこでジョンの顔を見て、それからジョージの顔を見て、ぼくたちの表情は『なんだこれ、すごすぎない?』って言ってたんだよ。この瞬間こそが、本当の始まりだったんだよ、ビートルズのね」

その一方でリンゴも次のように述べたとローリング・ストーン誌が伝えている。

「ポールには今話してもらったすごい話について感謝したいです……えーと、一部は事実です。っていうか、ロックンロール名誉の殿堂に入れてもらうというのは本当に大きな光栄です。これまで取材を受けてきて、『なんでこんなに長く待ってたんですか』とやたらと訊かれたんだけど、ぼくは全然この過程には関わってないんだよね。招待されないと入れないものなんだよ。でもまあ、こうやってぼくも招待されたのははっきりしたし、とっても満足してるよ」

リンゴのほかにはルー・リード、ジョーン・ジェット、グリーン・デイ、ビル・ウィザーズ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アンド・ザ・ダブル・トラブル、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、ファイヴ・ロイヤルズが今年の殿堂入りを果たすことになった。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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