夏フェスの思い出からUKギター・ロックの未来まで。ザ・ストライプスが奔放に語る!
2015.08.05 18:08
7月にニュー・アルバム『リトル・ヴィクトリーズ』を引っ提げた一夜限りの来日公演を果たし、11月には過去最大規模での再来日ツアーも決定しているザ・ストライプス。7月の来日時に行ったインタヴューが、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載されている。
アルバム・タイトルにかけて自分達にとっての小さな勝利(=リトル・ヴィクトリー)とは何かを訊かれたエヴァン・ウォルシュ(Dr)は次のように答えた。
「それはやっぱり、アルバムを作っていくなかで、いろんな意味を込めたかったんだよね。関わっている人はとてもたくさんいて、このバンドの活動にしても、いろんなタイプの人がグループになって、一緒になって、作品が生まれていくんだ。何でも全員で決めていくわけだから、何かひとつやるだけでも大変なんだよ。だから、自分のアイディアを聞いてもらって、通すにはかなりの押しが必要なんだ。だから、自分の意見が取り入れられて、作られるものにプラスになれば、それが僕にとっては勝利なんだ」
また、近年イギリスにおいてギター・ロック・バンドが増えている事について訊かれたピート・オハンロン(B)は次のように答えている。
「たくさんギター・バンドがイギリスから出てくるのはいいことだとは思うよ。ただ、これだけギター・バンドが多くなると、それほど成功できないやつも出てくるよね。まだまだ国内だとラジオではかからないんだよ。ラジオに食い込むのは難しいんだよね、今のギター系の若いロック・バンドには」
その他にも日本の印象、この夏のフェスでの思い出や自分達にとってのロック・アイコンなど、様々なテーマを奔放に語りおろしたインタヴューとなっている。
●リリース情報
ザ・ストライプス
『リトル・ヴィクトリーズ[日本独自企画デラックス盤]』
発売中
UICR-1118 | CD+DVD | ¥3,348(税込)
レーベル:MERCURY
『リトル・ヴィクトリーズ[通常盤]』
発売中
UICR-1117 | ¥2,376(税込)
レーベル:MERCURY
1. Get Into It / ゲット・イントゥ・イット
2. I Need to Be Your Only / アイ・ニード・トゥ・ビー・ユア・オンリー
3. A Good Night’s Sleep And A Cab Fare Home / ア・グッド・ナイツ・スリープ・アンド・ア・キャブ・フェ
4. Eighty-Four / エイティ・フォー
5. Queen of the Half Crown / クイーン・オブ・ザ・ハーフ・クラウン
6. (I Wanna Be Your) Everyday / (アイ・ウォナ・ビー・ユア)エヴリデイ
7. Best Man / ベスト・マン
8. Three Streets And A Village Green / スリー・ストリーツ・アンド・ア・ヴィレッジ・グリーン
9. Now She’s Gone / ナウ・シーズ・ゴーン
10. Cruel Brunette / クルーエル・ブルネット
11. Status Update / ステイタス・アップデート
12. Scumbag City / スカムバッグ・シティー
-ボーナストラック-
13. Fill The Spaces In / フィル・ザ・スペース・イン
14. Lovers Leave / ラヴァーズ・リーヴ
15. Rejection / リジェクション
16. G.O.V. / G.O.V.
17. Never There / ネヴァー・ゼア
18. I Can’t Lie / アイ・キャント・ライ
19. Kick Out The Jams / キック・アウト・ザ・ジャムズ
*13~16海外デラックス・ヴァージョン・ボーナス・トラック
*17~19日本のみボーナス・トラック
『ロッキング・オン』9月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/128201