フレデリックのワンマンライブツアー「フレデリズムツアー2015」のファイナル公演が、今月22日に恵比寿LIQUIDROOMで開催された。

初期の代表曲“SPAM生活”から幕を開けたライブ。中盤、“うわさのケムリの女の子”では、フロアの四方に設置されたスモークマシンから大量のスモークが放出され、ライヴハウス全体が煙に巻かれる一幕も。終盤の“幸せっていう怪物”では、「あなたと一緒にライブを作りたかったんだ」というMCとともに、ステージもフロアも一体となって「フレデリズム」を響かせた。この日も「家族のようなバンドになりたい」、「ワンマンというホームに来てくれたみんなはもう家族やと思ってるから」と繰り返し言っていたが、そんなフレデリックらしいヴァイブスがリキッドルームを満たしていた。アンコールでは最新作『OTOTUNE』に収録された“ハローグッバイ”を演奏。充実のツアーファイナルだった。