マドンナ、少女時代に観たデヴィッド・ボウイが自身の人生を決定的に変えたと綴る

マドンナ、少女時代に観たデヴィッド・ボウイが自身の人生を決定的に変えたと綴る

マドンナが、1月10日に他界したデヴィッド・ボウイを偲んでフェイスブックでメッセージを公開している。

メッセージの中で、彼女は自身のアーティストとしての活動の原点にデヴィッド・ボウイからの影響があったことを次のように振り返っている。

「うちひしがれています。

デヴィッド・ボウイはわたしの人生の成り行きを決定的に変えました。ミシガンで生まれ育って、わたしは地元に馴染んだように思えたことが一度もありませんでした。いつも変人かおかしな人みたいな気持ちでした。デトロイトのコボ・アリーナで公演があった時、デヴィッドのことを観に行きました。そしてこれがわたしにとって生まれて初めてのコンサートでもありました。フードつきのコートを着て女友達と一緒に家を抜け出てライヴに行きました。

ライヴの後、親にみつかってその年の夏はずっと遊びに行かせてもらえませんでした。でも、別にそれでも構いませんでした。デヴィッドのアルバムはもういろいろ持っていたし、性差をまぜこぜにしてもてあそぶようなデヴィッドのアプローチにとてもインスピレーションを受けていたから。

男性的でかつ女性的。

おかしくてかつシリアス。

はしっこくてかつ賢い。

デヴィッドの歌詞は機知に富んで皮肉に満ちて謎めいていました。

当時のデヴィッドはシン・ホワイト・デュークを演じていて、パントマイム・アーティストを数人ステージに揃えていて、それに合わせた振付もほどこされていました。

ロックンロールという領域の中でさまざまなキャラクターを生み出してはさまざまなアートを導入してエンタテイメントを作り出していくのをこの目で観ました。

ものすごくインスピレーション豊かで革新的でした。

独創的で挑発的でした。本当の天才でした。

デヴィッドの音楽はいつでもインスピレーションとなりましたが、ライヴを観に行ったことで今この先もまだ終わらないでほしいとわたしが願っている旅に、わたしは出ることになったのです。

今日は自宅の部屋中がデヴィッドの写真だらけになっています。

デヴィッドは本当にお洒落で美しくて品がありました。

時代のずっと先を行っていました。

ありがとうデヴィッド・ボウイ。

わたしはあなたにたくさんのものを負っています。

世界があなたことを惜しむことでしょう。

愛をこめて

M」
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