ジンジャー・ベイカー、心臓疾患により今年のツアーをすべて中止に
2016.03.03 06:40
近年はジャズ・ユニットとしてツアー活動にいそしんで来日も果たしていたジンジャー・ベイカーだが、深刻な心臓の疾患のためツアー中止に追い込まれたことを明らかにしている。
自身のオフィシャル・ブログにジンジャーは次のように報告している。
「医者に診てもらったばかりなんだが……ものすごいショックだ……この老ドラマーにはもうライヴは無理らしい……すべてもうおしまいだ……よりにもよってまさか心臓が悪くなるとは」
その後、フェイスブックのジンジャーのファン・ページでは、彼のマネジメントが次のように発表している。
「ファンのみなさまへ。とても残念でならないのですが、ジンジャーのツアーはすべて中止とさせていただきました。ジンジャーの医者は彼が心臓に深刻な疾患を抱えていると診断し、完全に安静をとるようにと要求してきたのです。ジンジャーのご家族ともども、ジンジャーの回復を祈っていてください。ジンジャー・ベイカーに神様のご祝福がありますように」
ジンジャーは直近で1月26日にもロンドンのボーダーラインでのライヴをこなしていて、4月にはジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース3としてツアーを予定していた。ただ、1月のライヴでは演奏を中断しなければならなくなる瞬間が多々あって、ライヴの前に負った怪我のためのものだと説明されていたとアルティメイト・クラシック・ロック誌が伝えていた。
また、2013年には骨関節炎に苦しんでいるとローリング・ストーン誌にも語っていた。