イギー・ポップ、ボウイとのベルリン時代から自身の「最終章」となる新作までを語る

  • イギー・ポップ、ボウイとのベルリン時代から自身の「最終章」となる新作までを語る - 『rockin’on』2016年4月号 イギー・ポップインタヴュー掲載

    『rockin’on』2016年4月号 イギー・ポップインタヴュー掲載

  • イギー・ポップ、ボウイとのベルリン時代から自身の「最終章」となる新作までを語る - 『rockin’on』2016年4月号発売中

    『rockin’on』2016年4月号発売中

  • イギー・ポップ、ボウイとのベルリン時代から自身の「最終章」となる新作までを語る - 『rockin’on』2016年4月号 イギー・ポップインタヴュー掲載
  • イギー・ポップ、ボウイとのベルリン時代から自身の「最終章」となる新作までを語る - 『rockin’on』2016年4月号発売中

ジョシュ・オムとの共同制作による最新ソロ・アルバム『ポスト・ポップ・ディプレッション』を3月18日(金)にリリースするイギー・ポップ。発売中の『ロッキング・オン』4月号には、ジョシュとの初コラボレーションの裏側や、本作制作の出発点になったという1977年の『イディオット』と『ラスト・フォー・ライフ』、そしてデヴィッド・ボウイと過ごしたベルリン時代についての思いまでが語られた、イギーのロング・インタヴューが掲載されている。

『ポスト・ポップ・ディプレッション』はジョシュ・オムに加えて、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ/デッド・ウェザーのディーン・フェルティタ、アークティック・モンキーズのマット・ヘルダースと共にレコーディングされた作品となっている。イギーは彼らとのコラボレーションに踏み切ったきっかけについて、自身がロック・アイコンとして扱われることが「嫌で嫌で仕方なかった」と次のように語っている。

「他人に俺の音楽がどうあるべきなのかを決めつけられているように思えて……だからこそ俺は優れたミュージシャンと優れたアルバムを作らなくてはダメだと思った。そのために最善を尽くすと決めたんだ。それは俺自身のためであり、俺自身のプライドのためだった」

一方で、次のようにも語っている。

「俺は、これが最後のアルバムになる気がしているんだ。このアルバムは俺の最終章だと思って、だから全力を捧げて作ったし、俺のすべてを注ぎ込んだ。そういう本当のアルバムを作るのはすごく大変だし、だけど、今そういうすごい作品を作っておく必要が絶対にあると思えたんだ」

「とりわけ今の時代、音楽は楽しいゲームみたいになって、ビジネスではなくなってしまったように思うから。だから、俺の直感としてはこれが俺の最後のアルバムになるだろうということ。次のアルバムをまた作るとは今は思えないし、少なくとも急いで取りかかる気持ちはないんだ(爆笑)」

なお新作のリリースに合わせ、今月末からはレコーディング・メンバーの4名にクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのトロイ・ヴァン・リューウェン、元ズワンのマット・スウィニーを加えた6人編成でのアメリカ、ヨーロッパ・ツアーの開催が決定している。

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
アーティスト名:Iggy Pop(イギー・ポップ)
タイトル:Post Pop Depression(ポスト・ポップ・ディプレッション)
発売日:2016年3月18日(金)
レーベル: Caroline / Hostess
品番:HSU-10060
定価:2,400円(税込)+税
※日本盤は歌詞対訳、ライナーノーツ、ステッカー付

【トラックリスト】
1. Break Into Your Heart
2. Gardenia
3. American Valhalla
4. In The Lobby
5. Sunday
6. Vulture
7. German Days
8. Chocolate Drops
9. Paraguay

※iTunes配信リンク: https://itunes.apple.com/jp/album/post-pop-depression/id1077626479

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/139419
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