マニック・ストリート・プリーチャーズ、『エヴリシング・マスト・ゴー』や失踪したリッチー・エドワーズへの思いを語る

『rockin'on』2016年8月号 マニック・ストリート・プリーチャーズ インタビュー掲載
『rockin'on』 2016年8月号 発売中
マニック・ストリート・プリーチャーズ『エヴリシング・マスト・ゴー』(20周年記念盤)発売中

今年で結成30年を迎え、5月25日には1996年に発表したアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』の20周年記念盤をリリースしたマニック・ストリート・プリーチャーズ。現在発売中の『ロッキング・オン』8月号には、同作発表当時のエピソードや失踪したリッチー・エドワーズに対する思いなどを語ったジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(Vo.G)のスペシャル・インタビューが掲載されている。

『エヴリシング・マスト・ゴー』は、サード・アルバム『ホーリー・バイブル』発表後リッチー・エドワーズ失踪から一時活動休止を経て、3人体制で制作された初めてのアルバムだが、このアルバムが自身にとってどんな意味を持つのかと訊かれたジェームスは次のように答えている。

「俺にとっては、あのレコードは“逃避”、そして“サヴァイヴァル”の1枚だったと思う。『この残った3人でこれから何をやろう?』ということになった。で、『とにかく自分らにチャンスを与えてみようじゃないか』と思ったんだ。このバンドに、創作面においてちゃんとした形で存続していくだけの可能性があるのか否か、そこを知りたいと思った。そしてそれを判断する唯一の方法は曲を書いてみることだった、と」

失踪したリッチー・エドワーズのエピソードについては次のように語った。

「失踪する前日、リッチーは俺たち全員にチョコ・バーだの新聞だのを買ってくれたんだ。そういうことは彼にしては珍しかった(笑)。というわけで、失踪前夜の彼に、特に『ヤバそう』な事件や、『象徴的だった』というような振る舞いはなかったよ。でもそういう状況を今振り返ってみると、あの時点で彼は決意を固めていた、ということにすべてが行き着くんだよね」 

『ロッキング・オン』8月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/144991