フレディ・マーキュリー、76年の稀少インタビューでロックとバレエの関係を語る
2016.09.05 17:44
フレディ・マーキュリー生誕70年の今年、オリジナル・メンバーのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーに加え、アダム・ランバートが加入した新生クイーンとしては初、バンドとしては31年ぶりとなる日本武道館公演を9月に控えるクイーン。
本日9月5日発売の『ロッキング・オン』10月号には、1976年『華麗なるレース』リリース後に行なわれた、フレディ・マーキュリーの貴重なインタビューが掲載されている。
ロシアのバレエ・ダンサー、振付師のニジンスキーの衣装の復元コピーを作ったり、オペラからもアイディアを得るなど、音楽だけでなく様々なアートからインスピレーションを受けていたフレディ・マーキュリー。彼はロックとバレエの共通点を、以下のように答えた。
「踊りの部分はそうでもないかもしれないけど、舞台でのプレゼンテーションの部分ではすごく近いものがあるんだ。それに連中(バレエ・ダンサー)はロック公演を観に来てるしね。
僕はバレエという芸術に夢中で、だからこそこのニジンスキーのコスチュームを成功させたいと思ってるし、これまで以上にアーティスティックな手法で自分たちの音楽を伝えようとしてるんだ」
しかし、フレディの思いに反して、批評家からは厳しい意見が出ていたこともある。この状況について、以下のように自身の考えを明らかにした。
「僕らは批判に屈するつもりはない。それで、もしまだ何かしら価値を認めてもらえるようなら、この先も生き続けるよ。
クイーンはロックンロールの壁を突き抜けたと思いたい―どう表現してもらってもいいんだけど。そして障壁はなくなった。解放されたんだ。最近、誰もが触手を伸ばして新しい領域に入り込みたがってるけど、それこそ僕がずっとやろうとしてきたことなんだよ」
1975年の初来日時から、日本は世界に先駆け熱狂的にクイーンを受け入れた国として有名だが、インタビューは本国イギリスで批判を受けつつも、バンドのレヴェルとエンターテイメント性を高めたいと奮闘するフレディ・マーキュリーの知られざる素顔が垣間見れる内容となっている。
リリースと来日公演の詳細は以下の通り
●ライブ情報
【出演】クイーン+アダム・ランバート
【公演タイトル】クイーン+アダム・ランバート LIVE IN TOKYO 2016
【公演日程】
2016年9月21日(水)、22日(木)、9月23日(金)開場 18:00 / 開演 19:00
【会場】
日本武道館
【料金(全席指定・税込)】
S席 16,500円 A席 14,500円 B席 12,500円
SS席 40,000円 (※SS席はグッズ付き、数量限定の良席です)
※未就学児童入場不可 ※チケットはお一人様1枚必要です
【お問い合わせ】
キョードー東京 0570-550-799
【日本公演公式サイト】
http://queen-lambert-japantour.com
●リリース情報
フレディ・マーキュリー
『神々の遣い~フレディ・マーキュリー・シングルズ』
商品番号 UICY-15557/8 組み枚数 2
発売日:2016年9月2日(金) 予定価格:3,780円(税込)
収録内容
CD1 A-side
01. リヴィング・オン・マイ・オウン
02. ザ・グレート・プリテンダー
03. イン・マイ・ディフェンス
04. ラヴ・キルズ
05. バルセロナ
06. メイド・イン・ヘヴン
07. タイム
08. 明日なき愛
09. ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
10. ゴールデン・ボーイ
11. アイ・キャン・ヒア・ミュージック
12. ハウ・キャン・アイ・ゴー・オン
13. リヴィング・オン・マイ・オウン(ラジオ・ミックス)
CD2 B-side
01. ゴーイング・バック
02. レッツ・ターン・イット・オン
03. ラヴ・イズ・デンジェラス
04. シー・ブロウズ・ホット・アンド・コールド
05. リヴィング・オン・マイ・オウン(アルバム・ミックス)
06. ストップ・オール・ザ・ファイティング
07. タイム(インストゥルメンタル)
08. エクササイズ・イン・フリー・ラヴ(フレディ・ヴォーカル)
09. エクササイズ・イン・フリー・ラヴ(モンセラ・ヴォーカル)
10. ザ・フォーリン・プリースト
11. オーヴァーチュアー・ピカンテ
12. ラヴ・キルズ(ウルフ・ユーロ・ミックス)
更なる詳細は以下のサイトでご確認ください。
http://www.universal-music.co.jp/queen/products/uicy-15557/
『ロッキング・オン』10月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143308