今月22日に、国立代々木第一体育館にて今年で6回目の開催となる「テレビ朝日ドリームフェスティバル 2016」の1日目公演が行われた。

1日目のオープニングを飾ったのはT.M.Revolution。赤いレーザーが飛び交う中、「おっぱじめんぞー！」と西川貴教が登場し、ライブがスタートした。1曲目“Inherit the Force”から“LEVEL4”“HIGH PRESSURE”と続けて披露。「今日ここでみんなと出会えたことに感謝しているし、音楽ってまだまだ力があるなっていうものを証明できるような3日間にしたいと思います！」と語るとラストの“HEART OF SWORD”へ。ステージを縦横無尽に走り回り、力強く歌い上げた。

2組目は、この日紅一点のSCANDAL。当日はデビュー8周年の記念日だったということで「せっかくなので」(Vo/G.HARUNA)、とデビュー曲“DOLL”を披露した。この日はランウェイ等をつかうことなく、センターステージのみを使用した演奏で会場を盛り上げた。

続いて3組目、ドリフェス初参加となるBLUE ENCOUNTが登場。今回の出演に関して「出れたことが嬉しいんです。でも、こんな無名なバンドが、全然ヒット曲も書いてねえようなバンドが、こうやってすげえフェスに出られるっていうだけで、このフェス、まさに夢があると思います！」(Vo. 田邊駿一)と語り、新曲の“LAST HERO”を含む全6曲を披露した。

4組目は高橋優が登場。「今日は本当にドリームな1日を過ごさせていただいてます！」と喜びを語り、1曲目“福笑い”からラストナンバー“明日はきっといい日になる”まで歌い上げた。

5組目にはドリフェス2年連続出場のback numberが登場し、“クリスマスソング”、そして新曲“ハッピーエンド”を披露した。MCでは「僕らの曲って、大袈裟なものがないというか。基本的に、気になっている女の子が自分のことを好きなのかどうかってことばっかりなんですよね。たまに違う歌も歌いますけど。でも、みんなそういう経験ってしてるでしょ？ 伝わればいいなと思ってます」(Vo.Gu.清水依与吏)と語った。

ドリフェス1日目の大トリはGLAY。「代々木行くぞ！」(TERU)と両手を広げ、“YOU MAY DREAM”から新曲“超音速ディスティニー”まで立て続けに演奏。MCでは、20代30代の若手アーティスト達に自ら挨拶をしに行ったという楽屋裏でのエピソードを披露するが「負ける気はさらさらない。最高の音楽を届けたいと思います！」(TERU)と告知し、“BELOVED”“グロリアス”を披露した。そして、先ほどのライブの中でGLAYへのリスペクトを語った高橋優が登場し“SOUL LOVE”でコラボが実現。そしてラストは“誘惑”でこの日のライブを締めた。