キャットフィッシュ&ザ・ボトルメン、全英1位を獲得しても「目指している場所はずっと先」
2017.02.07 16:26
昨年リリースされたセカンド・アルバム『ザ・ライド』が全英1位を記録し、今年1月には初となる来日ツアーも実現したキャットフィッシュ&ザ・ボトルメン。現在発売中の『ロッキング・オン』3月号には、ボーカルのヴァン・マッキャンが来日の際に答えたインタビューが掲載されている。
インタビュー中、彼らのファースト『ザ・バルコニー』と『ザ・ライド』の関係がオアシスのファースト『ディフィニトリー・メイビー』とセカンド『モーニング・グローリー』の関係に似ていると言われた事を受け、ヴァンは以下のように答えている。
「もちろんオアシスは大好きだけど、ただ、何て言うか、自分の子供が2人いたとして、どっちの子が好きかって訊かれても困るよね。オアシスと比べるっていうのも……もちろん彼らは大好きだけど、オアシスはもっと、ものすごく大勢の人がひとつになれるっていうか、しかも2枚目はとんでもない数を売ったわけでしょ。彼らの2枚目は圧倒的で、比較にならないよ。僕たちはまだそこに向かってる途中だからさ。でもまだ24歳だし、ノエルは当時28歳とかだったわけだから、まだ何年かあるよね」
また、ヴァンは「すべてが想定内で順調だった」というバンド活動の今後や自身の曲作りについて、以下のように語っている。
「まだ24歳だけどすでに3枚目も準備できてるし……寝ても覚めても曲のことを考えてるし、1日中止まらない。『1日休みが欲しい』とか思ったことないし、映画を作りたいとかモデルをやってみたいとか役者をやりたいとか、そういう願望も全くない。元々、欲しいものがあったら何があっても手に入れろって親に言われて育ったんだよね。たとえ手に入らなくても、手に入れるため一生努力し続けろって。僕たちが目指してる場所はまだずっと先にあるんだよ」
また、今夏行われるグリーン・デイの北米ツアーにサポート・アクトとして出演する事が発表されている彼らだが、アメリカ進出に対して描いているビジョンや、2017年のギター・ロックの展望などについてもざっくばらんに語られたインタビューとなっている。
『ロッキング・オン』3月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143555