斉藤和義、ハナレグミ、miwaらがギター1本で共演。「TOKYO GUITAR JAMBOREE」開催
2017.03.14 20:30
FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が、今月12日に両国国技館で「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE supported by Volkswagen」を開催し、浅井健一、斉藤和義、トータス松本、ハナレグミ、山内総一郎(フジファブリック)、miwa、石崎ひゅーい+マキタスポーツ、竹原ピストルが出演した。
トップバッターは、土俵に見立てたセンターステージに「ひが〜し〜、竹原ピストル〜」の呼び出しで登場した竹原ピストル。「素敵に呼び込んでいただいて、感激です」と挨拶をした後は“ドサ回り数え歌”、“LIVE IN 和歌山”、“よー、そこの若いの”を披露。その後、「景気の良いやつ、やります」との一言で“みんな〜、やってるか!”から、“ねぇねぇくみちゃん、ちゃけらっちょ〜!!”、“Forever Young”を披露し、「初めてお会いする方々、ありがとうございます。さっきみたいに、名前を呼ばれただけで観客の声援を浴びながら登場するなんて、4年に一度あるかないか…なので、めちゃくちゃ嬉しいです」と改めて挨拶した。“キャリーカートブルース”、“俺のアディダス ~人としての志~”に続いて、“Amazing Grace”に続き、最後の“のろし”まで10曲を披露した。
続いて、“夜間飛行”をSEに、同曲を歌う石崎ひゅーいと、マキタスポーツのふたりが土俵に駆け上がった。まずギターを抱えたマキタは、1曲目に“芸人は人間じゃない”を歌い上げ、2曲目“上京物語”でも歌マネを交えながら披露した。次に石崎が「マキタさんの後、妙なやりづらさがあるんですけど頑張ります(笑)」とコメントし、「個人的なことなのですが、僕の友達が彼女と別れて、そいつのために歌います」と語った後、“お前は恋をしたことがあるか”を演奏。続いて“さよなら、東京メリーゴーランド”、3曲目に“花瓶の花”を披露した。ラストは、“夜間飛行”を石崎が弾き語り、マキタがマラカスを振り踊った。
続いて名前が呼び上げられ、山内総一郎(フジファブリック)が土俵に上がった。“バタアシParty Nigh”でスタートし、2曲目は“LIFE”を披露。山内は、人生を振り返ると、その半分以上ギターを弾いていることになると語り、「ギターの名前がついているこんなイベントに参加できて非常に嬉しく思います」とコメントした。また、約10年前にこの会場でライブをしたことのあるフジファブリックだが、その時は「まさか10年後に戻って来るとは思わなかった」とのこと。そして、“若者のすべて”、ラストに“虹”を披露した。
前半最後の出演者となるmiwaは、挨拶代わりに“ヒカリへ”を演奏し、続いてデビュー曲“don’t cry anymore”を披露。「3月でデビュー7周年になります!」、「先輩方を見ていると、まだまだこれからだなと思います」と語り、尊敬しているシンディ・ローパーの“True Colors”、自身の“君に出会えたから”を披露した。出番終了後、miwaは「弾き語りは、バンドで演奏している時とは違って、自分がギターの手を止めてしまうと無音になってしまうのでギターの重みを感じます。それに、お客さんの歓声と手拍子が楽器のようで…一緒にライブを作っているような感覚でした!」と語った。
後半1組目にはトータス松本がスーツで登場。“笑えれば”を披露し、「今日も(お客さんが)たくさん入ってるね! いらっしゃいませ!」と挨拶した。そして、“涙をとどけて”、“チークタイム”を歌い上げた。“サムライソウル”ではハーモニカも演奏し、“明星”も披露。ラストの曲“バンザイ~好きでよかった~”では、途中でギターを置き、マイク一本で観客と熱唱した。
後半2組目のハナレグミは、1曲目の“音タイム”を歌い終わると、ある日に沖縄に行ったら、と話しはじめ、そのエピソードを踏まえて、くるりの“男の子と女の子”のカバーを披露。3曲目には“きみはぼくのともだち”、そして“明日天気になれ”では観客とコール&レスポンスが行われた。ラストには、「ここでせっかくなんでゲストを」と、先にステージを終えていた山内総一郎を呼び込み、「最初は星を降らせてほしい」という山内へのリクエストで“ハンキーパンキー”が演奏された。
続いて浅井健一が登場、“ガードレールに座りながら”を歌い出し、“SPRING SNOW”、“きせき”、“幸せな人”、“ペピン”、“New Rudy Tuesday”を披露した。MCで「今日は、こんなでっかいとこでやれて光栄です」と話し、また、別のMCでは、とある海外で起きた事件を例に「表現の自由」について語った。そして“フリーダム”を歌い上げ、“わらのバッグ”を披露した。
最後に、斉藤和義が結びの一番で土俵入りし、1曲目に“ずっと好きだった”を披露。2曲目の“マディーウォーター”を歌い終えると、「花粉症で鼻水が出てしょうがないので…」と、花粉症に苦しんでいる事実を明かした。そして“遺伝”、“ウサギとカメ”、“歌うたいのバラッド”を歌い上げた後、ラストソングの“ベリーベリーストロング~アイネクライネ~”を披露した。
そして再び、竹原ピストル、マキタスポーツ、石崎ひゅーい、山内総一郎(フジファブリック)、miwa、トータス松本、ハナレグミ、浅井健一、斉藤和義、オープニングアクトの関取花、ゲストアクトのカノエラナ、という総勢11名の出演者全員が土俵に上がった。斉藤が「感謝の気持ちを込めて…」と語り、ムッシュかまやつの“我が良き友よ”を、それぞれ11本のギターと11人の歌声で、観客と共に大合唱し、イベントは終了した。
なお、この日のライブ音源は、2017年3月19日(日)、2017年3月26日(日)のJ-WAVEの番組『SUNDAY SESSIONS Volkswagen J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE SPECIAL』でオンエアが予定されている。
番組情報は以下の通り。
●番組情報
『SUNDAY SESSIONS Volkswagen J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE SPECIAL』
放送日:
①2017年3月19日(日)23:00~23:54
②2017年3月26日(日)23:00~23:54
ナビゲーター:藤田琢己
http://www.j-wave.co.jp/original/sundaysessions/