【ネット中継のお供に】今年のコーチェラ、11の見所はここ

【ネット中継のお供に】今年のコーチェラ、11の見所はここ

コーチェラ・フェスティバルの第一週が現地時間の4月14日(金)、日本時間だと15日(土)から3日間、ついに開催される。
18回目の開催となる今回はレディオヘッドとレディー・ガガ、ケンドリック・ラマーがヘッドライナーを務め、日本でもネット中継で視聴が可能だ。
コーチェラ・フェスティバルを完全に楽しむために、これだけは観てほしい11組のアクトを厳選した。

※アーティスト名の後ろに(日本時間でのライブ配信開始時間/YouTubeのチャンネル数)を追加いたしました。

14日(金) ※日本時間は15日(土)
1. King Gizzard & The Lizard Wizard (8:10/チャンネル1)
エンパイア・オブ・ザ・サン、ジャグウォー・マとオージー勢が集まった初日、テーム・インパラ以降のかの地のサイケ動向を占う上でも、メルボルン出身のこのバンドは第三の伏兵として要注目。今年5枚(!)のアルバム・リリースを予定しているぶっ飛んだ連中のぶっ飛んだパフォーマンスは必見。

2. Mac DeMarco(9:50/チャンネル1)
3年ぶりのニュー・アルバム『This Old Dog』もリリース目前、北米ではまさに期待がじりじり最高潮に達しようとしているタイミングでのステージとなる。デマルコの緩いローファイ・ポップがコーチェラのチアーな空気にハマりまくることは間違いない。

3. The xx(13:35/チャンネル1)
最新作『アイ・シー・ユー』が全英1位&全米2位と、名実共にUK/USを問わない新世代の顔となったThe xx。昨年末の豊洲PITでのプレミア来日がウォーミングアップだったとしたら、このコーチェラはフジロックで待ち構えている圧巻のクライマックスを真っ先に体験できるチャンス。

4. Radiohead(14:40/チャンネル1)
昨年のサマソニのステージも記憶に新しいレディオヘッドですが、そう、まだ『ア・ムーン・シェイプト・プール』のツアーは続いているんです。各地各公演でレア曲をサプライズ披露し続けている彼らが今回は何をやるのか?は要注目だし、6月のグラストンベリーと合わせてこのコーチェラが彼らの直近2年間の集大成のステージとなるのは間違いない。


15日(土)※日本時間は16日(日)
5. Blossoms(7:35/チャンネル3)
今年のコーチェラでは数少ないUK純正インディ・ギター新人として奮戦が期待されるブロッサムズにもエールを送りたいところ。英メディアには「ストックポート育ちにはキツい砂漠だけど、大丈夫?」なんて心配されていましたが。がんばれ!

6. Thundercat
ケンドリック・ラマーが大トリを務める今年のコーチェラはヒップホップ、ブラック・ミュージックのアクトの充実が顕著だけれど、その中でも必見なのが『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』の最大貢献者の一人であり、新作『ドランク』にラマーを筆頭に豪華ゲストが参加した、まさに時の人である彼。来日も目前、ここで贅沢なイメトレをしたいところなのだが、残念ながらネット中継では観ることができないようだ。

7. Bon Iver(14:15/チャンネル1)
コーチェラはインディ・フォークと呼ばれる2000年代以降のフォークの新たなムーブメントと共に歴史を刻んできたフェスと言っても過言ではなく、そういう意味でもボン・イヴェールにとって「ホーム」のようなステージだ。ちなみに彼のスロットはヘッドライナーのレディー・ガガの直前。これぞUS音楽シーンのリアリティ、コーチェラらしい風景が現前しそう。


16日(日) ※日本時間は17日(月)
8. Hans Zimmer(12:40/チャンネル2)
ハンス・ジマーってあのハンス・ジマー?! 今年のコーチェラの最大のサプライズは間違いなくこの人。『レインマン』や『ライオン・キング』から、バッドマン3部作他クリストファー・ノーランとの最強タッグでも知られる映画音楽の巨匠のステージ、どうやらオーケストラを引き連れての大スペクタクルになる模様。ここまでの他アクトとは別種別格で必見!

9. Lorde(13:20/チャンネル1)
最終日はフィーメール・アクトが熱いです。筆頭は何と言っても最高のスターター“Green Light”を引っさげシーンに戻ってきたロード。4年ぶりのセカンド『Melodrama』が6月にリリースを控える状況で、このコーチェラがさらなる新曲披露の場となるのはほぼ間違いなく、世界中が注目するステージとなる。我々日本のファンにとっても7月のフジロックに向けた格好のウォーミングアップです。

10. Kehlani(13:45/チャンネル2)
こちらも注目のフィーメール・ニューカマー、3月にデビュー・アルバム『スウィートセクシーサヴェージ』をリリースしたケラーニ。元ワン・ダイレクションのゼインとのコラボでも話題を呼んだ彼女はまさに今ノリにのっているR&B界の新星で、サマソニでの初来日も決まっている。

11. Kendrick Lammer(14:25/チャンネル1)
2015年のドレイクから2年ぶりにヒップホップ・アクトとしてコーチェラの大トリを務めるケンドリック・ラマー。待望の新作『DAMN.』の4月14日リリースも、まるでこのコーチェラに合わせたかのような劇的タイミングだが、今回のステージはコーチェラのみならず、2017年の世界中のフェスをひっくるめた上での最重要なパフォーマンスになるはず。数百万人が固唾を飲んで見守るだろうその瞬間に立ち会って欲しい。ちなみに日本時間では週明け月曜の昼下がりのオン・ステージ。仕事にならん!
(粉川しの)

日本時間のタイムテーブルはこちらから。
コーチェラのネット中継、日本時間のタイムテーブルはこんな感じ
いよいよ今週末に迫ったコーチェラ・フェス、今年もネット中継でその模様を観ることができます。以下に日本時間のタイムテーブルを。アーティスト名の次にある数字はチャンネルです。 視聴はこちらから。 4月14日金曜日初日(日本時間は15日土曜日) 07:35 – Tennis (1) …
コーチェラのネット中継、日本時間のタイムテーブルはこんな感じ
現地時間のネット中継タイムテーブル(全アクト)はこちらから。
https://www.youtube.com/coachella
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