リンキン・パーク、新天地へ。最高にポップな新作『ワン・モア・ライト』の全てを語る
2017.05.11 12:45
5月19日に新作『ワン・モア・ライト』を発売するリンキン・パーク、新人の女性シンガー、キアーラを起用したファースト・シングル“ヘヴィー”に衝撃を受けたファンは多かったのではないだろうか。バンドのアイデンティティと言えるヘヴィーなギター・サウンドを封印、エレクトロ・サウンドを取り入れた楽曲であったからだ。
また、本作は歌詞から制作、メンバー以外のアーティストとコラボするというバンド初の制作方法を用いている。そんな意味でも本作は「最もポップで、最もリスキーな作品」であり、リンキン・パークは賭けに出ている。
そんなリンキン・パークのインタビューを5月1日(月)発売の『ロッキング・オン』6月号では読むことができる。
ボーカルのマイク・シノダがFacebookに掲載した映像の中で本作を「最もポップで、最もリスキーな作品」と評したことについてドラマーのロブ・ボードンは以下のように説明している。
「『最もポップで、最もリスキーな作品』を作るという決断は難しいことではなくて、むしろすごく自然な事だった。バンドとしていつも大事だと思っているのは、僕らは、第一にソングライターであるという事で、だから、曲そのものを大事に思っている。」
「このアルバムは、僕らがリスクを選んだ証拠なんだ。君(インタビュアー)が今言ったように、この作品に驚き、エキサイトしてもらうことが、僕らがミュージシャンとしてやりたいことだし、驚きと興奮があるバンドでい続けたいと思っているからね」
今作でヘヴィーなサウンドを封印したものの、それは本作にヘヴィーなサウンドがそぐわないと判断したからであって、ライブに来れば「ヘヴィーなギター・サウンドが存分に聴ける」とロブは語っている。
同じくマイクもリンキン・パークのライブについて以下のように語っている。
「曲がスクリームであれ、ラップであれ、静かな曲であれ、バンドとしてのやり甲斐は、僕らの音楽を通して人と結び付くことなんだ。僕ら自身がそうやって音楽を聴いてきたからね。だから僕らのライヴは、誰にとってももの凄くカタルシスのある経験になると思う。」
更にインタビューではキアーラとのコラボについてや制作中にチェスターが抱えていた葛藤などが存分に語られている。
幕張メッセで11月2日(木)、11月4日(土) 、11月5日(日)の3日間行う4年ぶりの来日公演ではスペシャル・ゲスト・アクトとしてONE OK ROCKが出演することも決定しており、どんなライブを観せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。
『ロッキング・オン』5月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143700
また、リンキン・パークはTaka(ONE OK ROCK)と共に6月1日発売のrockin'on7月号の表紙巻頭を飾ることが決定している。
詳細は以下の記事をご覧ください。