2年ぶりの新作『ア・カインド・レボリューション』の日本盤を5月31日にリリースするポール・ウェラーが、「ノエル・ギャラガーと一緒に楽曲を制作中」であることを明らかにした。
ポール・ウェラーは英「BBC」のインタビューに対し以下のように発言。
「ジェームズ・ボンドのテーマ曲を書いてみたいんだ。実際に、今ノエルと一緒に作曲していて、半分ぐらいは出来上がってるね。ちょっと暗めのチューンで、『007』シリーズにはぴったりだと思ってる。今の俺のモチベーションになってるよ」
また、ポール・ウェラーは同じインタビューの中で、ヨーロッパの音楽の大会「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」にエントリーしたいとも発言。
ここ20年ほどはイギリス勢が活躍していないことを挙げ、「イギリスがユーロヴィジョン・ソング・コンテストで優勝するところを見たいもんだよね。でも、(優勝するには)俺の“The Impossible Idea”みたいな曲が持ち歌として必要だよ。使いたいんだったら絶対にOK出すから」と語っていた。
“The Impossible Idea”は新作『ア・カインド・レボリューション』収録曲だが、この曲についてポールは「ドイツのビアホール・ソングみたいな感じで、でも、フランスのシャンソンっぽいところもあるんだよ」と説明していた。
大会はキエフで開催されるのだが、「もし楽曲が使われていたとしたらわざわざキエフまで大会を観に行っていたか」という問いに対し、「うん、行ってたかもしれないな。俺の曲をやるんだったら、間違いなく行ってたよ」と答えている。
※アップ時にポール・ウェラーがノエル・ギャラガーと『007』の楽曲を制作しているという記述がありましたが、こちらは当サイト編集部の事実誤認でした。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。