すべての音が止んだ舞台で、熱気に満ちたフロアに語りかける中野雅之の言葉からは、20年間の感慨と感謝がとめどなく溢れていた。
BOOM BOOM SATELLITESの正真正銘ラストスタンドとして新木場スタジオコーストで開催されたこの日のライブ=「FRONT CHAPTER - THE FINAL SESSION - LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVE」。
詳しくは後日レポートするが、抗い難い事実としての「川島道行の不在」と同時に、BOOM BOOM SATELLITESという唯一無二の音楽において永遠に失われることのない「川島道行の存在」をも厳然と示すステージだった。
「あなたたちが、僕と川島くんが一番大切にしてきたもので、そして誇りです。これからも、僕たちが作った音楽を大事にしてください」
中野は最後にそう呼びかけていた。音楽を真摯に研ぎ澄ませ続けてきた勇士たちの、圧巻の終幕。これから帰ってライブレポート書きます。(高橋智樹)