南條愛乃が3rdアルバム『サントロワ∴』で描いた「共感性」の源泉とは?

  • 南條愛乃が3rdアルバム『サントロワ∴』で描いた「共感性」の源泉とは?
  • 南條愛乃が3rdアルバム『サントロワ∴』で描いた「共感性」の源泉とは? - 『CUT』 2017年8月号

    『CUT』 2017年8月号

  • 南條愛乃が3rdアルバム『サントロワ∴』で描いた「共感性」の源泉とは?
  • 南條愛乃が3rdアルバム『サントロワ∴』で描いた「共感性」の源泉とは? - 『CUT』 2017年8月号
自身の誕生日でもある7月12日に、3rdフルアルバム『サントロワ∴』をリリースした南條愛乃。現在発売中の『CUT』2017年8月号では、充実の最新アルバムを作り終えた南條へ、ロングインタビューを敢行。33歳を迎えた彼女が、等身大の自分としてアルバムに込めたメッセージや、5周年を迎えた音楽活動への想い、また今後の音楽活動のビジョンなどをたっぷり語っている。

「30代の参考書」をテーマに制作された『サントロワ∴』は、近年、自身の音楽活動について「偶像ではなく、実生活、日常を歌いたい」と語ってきた南條の意志を明確に具現化した1枚。自身に縁のある「3」という数字をコンセプトに置きながら、過去にリリースしてきた2枚のアルバムとのつながりも感じさせる作品となった。

「(1stアルバムの)『東京1/3650』が過去じゃないですか。で、(2ndアルバムの)『Nのハコ』が外側から見た今じゃないですか。って来たら次は未来に行くか――そういうことを思っていたのも相まって、これから生きてくにあたっての30代の参考書、未来につながったのかもしれないです。だから、全部が地続きっていうか。でも、ちゃんと吐き出すべきものを吐き出せたから、こんな透明感でできる環境まで来られたのかもしれないですね」

また、声優活動/ソロでの音楽活動/fripSideというユニットでの音楽活動などを同時並行で行いながらも、本作のような日常的で共感性の高い作品を生み出せた背景には、南條自身のマインドが大きく関係しているという。

「立場とか置かれてる環境はもちろん違いますけど、気持ち的には上京する前の自分のままっていう気持ちなんですよ。昔のままでいられるものならいたいし、普通の生活を送ってるわたしのままでいたいんです」

自身も「今までのどのアルバムよりも手応えを感じられた」と語るこの3rdアルバムは、どのようにして生まれたのか。その足跡を知ることのできる、必読のインタビューだ。

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