9月9日に全国ロードショーされるクリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』だが、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、主人公を演じるフィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデンという若手俳優4人が撮影の様子やノーラン監督について語る座談会の映像が公開されている。
この映像の中で「戦場に身を置くことに匹敵するリアル感、本当に混乱して怖かった」とパニック状態に近かった撮影を4人が振り返っており、壮絶な現場において「芝居は必要なかった」とトム・グリン=カーニー、「取り巻く状況に対する僕らの正直なリアクションだ。空襲など多くのシーンは演技が不要だった」とハリーが語っている。
また、同映像にはノーラン監督のインタビューも含まれており、「30歳近くの俳優がもっと若い役を演じている。我々が起用したかったのは、当時の兵士のように戦争を感じられる世代だ。そのためには新人発掘が不可欠だった」とキャスティングについて説明している。
また、オーディションでハリーと出会ったノーラン監督は「子供たちからハリーのことは聞かされていたが、詳しくは知らなかった」「彼は誠実で、俳優しての資質を持ち、カリスマ性が宿っていた」と当時を振り返り、『ダークナイト』に故ヒース・レジャー起用した時と同様に、自分の直感を信じたと、他のインタビューで語っている。
映画の詳細情報は以下の通り。
●『ダンケルク』(英題:Dunkirk)
上映時間106分/7月21日全米公開
9月9日(土) 全国ロードショー
監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン 出演:トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズ ほか
オフィシャルサイト:dunkirk.jp #ダンケルク © 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED