ザ・ストゥージズのギタリスト ロン・アシュトンが死亡 イギー・ポップが追悼コメント

イギー・ポップ率いる伝説のロック・バンド、ザ・ストゥージズのギタリストであるロン・アシュトンの死亡が現地時間1月6日に判明した。享年60歳。

アシュトンはミシガン州の自宅で遺体で発見された。地元警察によれば、アシュトンのアシスタントであるダラから、数日前からアシュトンと連絡がとれなくなっている旨の連絡を受けて、現場に向かったのだという。アシュトンは、死後数日経っており、大みそかか元旦に亡くなった可能性が高いとみられているが、事件の疑いはないという。現在のところ、死因は心臓発作とみられているが、今後約1カ月にわたりミシガン大学にて解剖・薬物調査が行われる。

ロン・アシュトンは、兄弟であるドラマーのスコット、そしてイギー・ポップとともに1967年にザ・ストゥージズを結成。パンク/オルタナティブ・ロックの先駆者として、のちのアーティストたちに多大な影響を与えた。“ノー・ファン”“アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ”や“TV Eye”といったバンドの代表曲のギター・リフは、広く知られている。
3rdアルバム『ロウ・パワー』でベーシストに転向するも、その後バンドを去っていた。

ザ・ストゥージズは、2003年にコーチェラ・フェスで再結成を果たし、2007年には新作『The Weirdness』を発表している。日本のファンにとっては同年のフジ・ロック・フェスティバルでのステージも記憶に新しいところだろう。

バンドの関係者は、この知らせについて「驚き動揺している」という。またイギー・ポップは、「ショックだ。俺の親友だった」とのコメントを発表している。
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