ゴリラズのデーモン・アルバーンとジェイミー・ヒューレットが1月14に出演したイギリスのラジオ番組内で、解散するなどの冗談をとばしつつ、3月に待望のサード・アルバムのレコーディングを開始する予定であることを明かした。
2005年にリリースされた前作『ディーモン・デイズ』に次ぐ新作アルバムとなり、シリア音楽からのインスピレーションを受けた作品となる予定だという。
デーモンとジェイミーは、休暇中のBBC Radio 1のDJ、ゼーン・ロウの代役として番組のゲスト司会をスティーヴ・ラマックとともに努め、ゴリラズの新しいデモ音源を2曲オン・エアした。
デーモンは、「今僕はアラビアのオーケストラ音楽にとても魅せられていて、シリアにも行く予定なんだ。ゴリラズのために、3月の終わり頃に行ってくるよ」
そう言うと、デーモンはBBC主催のAfrica Exprezというイベントで以前初披露した“Electric Shock”のデモ音源を流したという。この曲はウェルリッツァー社製のオルガンの音色が奏でるアラビア調のリズムを持つ曲で、バンドの女性ボーカル、ヌードルの声がフィーチャーされている。
「この音源はまだ制作途中で、完成度はまだ高くないけど、楽しんでもらえたらうれしいな。いつも曲に新しい手を加えることが多いんだけど、多くても半年の時間をかけたら終わらせないとね。でも、何をもって曲が完成と呼べるのかってのは難しいね」
そう語ると、デーモンはスペーシーな曲調の2曲目のデモ音源、“Broken”を流し始めたそう。そうしているうちに、いつの間にか偽の解散劇が繰り広げられることに。
「今この音源流したの、間違いじゃなかった? だって俺、脱退するし! レイザーライトのジョニー・ボーレルと新しいバンド作るし!」とジェイミーが冗談をとばした。ちなみに、ジョニーが引き合いに出されることはこれが初めてではなく、番組の前にゴリラズのリーダー、“マードック・ニカルス”が登場し、レイザーライトの“アメリカ”のスペシャル・バージョンを流していたそう。
「ゴリラズにいて良かったことが何かって、どんなポップ・スターともコラボレーションが出来ることなんだ。デーモンの作るものはまあまあだけど、レイザーライトの作品は本当に素晴らしいよ。それでは聴いてください、俺の同志、“ボザー”と呼んでいるけど、ジョニー・ボーレルが作った“アメリカ”です。新しい楽器を取り入れてみたよ」
と語ると、“マードック・ニカルス”は曲にアヒルの鳴き声や口笛を加えたバージョンをオン・エアし、「これが本来鳴るべき音なんだ!」と宣言したという。
番組は、伝説のDJ、ジョン・ピールの自宅で1997年に収録・放送されたブラー出演時のハイライトや、デーモンのお気に入りの音楽なども放送され、おおいに盛り上がったという。
この番組の模様は、以下のBBCオフィシャル・サイトで試聴可能となっている。
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ゴリラズ、3月に本格レコーディングをスタート!
2009.01.19 23:11