セルフタイトルのデビュー・アルバムから20周年を迎えたバックストリート・ボーイズだが、「Billboard」のインタビューに答えたメンバーが2000年のヒット曲“The Call”の秘話を明かしている。
Backstreet Boys - The Call
インタビューの中で、A.J.は「これ言うとちょっと問題になるかもしれないんだけど」と前置きをしたあと、以下のように話したという。
僕たちがマックス(・マーティン)と“The Call”の制作のためにスタジオに入ってた時のことさ。ハウイー(・D)が録音ブースに入ってて、ボーカルの調整をしてた。「ドゥン・ドゥン・ドゥン・ドゥン」とかってね。マックスがハウイーのパートの音程を伝えてたんだけど、ハウイーはその時、なんかすごい空気を含んだ感じで声を出してたんだよね。「ドゥン・ドゥン・ドゥン・ドゥン」って。そしたらおならが出ちゃったんだよ。
しかもビートの部分だけじゃなくて、主音で使うところでもおならして。それでマックスがその音を色々いじって、自分がいつも作ってるみたいな特徴的なベース音に変えたんだ。その音はそのままレコードに入っちゃった。
A.J.は続けて、「僕に言わせれば、マックスはおならをベース音に変えたんだぜ。それってものすごく天才的だと思うけどね」とコメントしている。
“The Call”の収録作である2000年リリースの4th『ブラック&ブルー』は、1999年の『ミレニアム』と共に大ヒットを記録。全米チャート1位を獲得した他、日本でも2000年当時ミリオンセラーとなった。
Backstreet Boys - Shape Of My Heart