撮影現場不在を繰り返したブライアン・シンガー監督、クイーンの伝記映画から解任に


監督のブライアン・シンガーの不在により撮影が中断していると報じられていたクイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody(原題)』だが、シンガー監督が解任されたことが明らかになった。

「Hollywood Reporter」によると、現地時間12月4日に同作の配給会社である20世紀フォックスから監督の解任の旨が発表されたという。

シンガー監督は「監督と彼の家族のパーソナルな健康問題」によって度々不在を繰り返していた他、キャストやクルーとの間でも意見の相違で衝突していたと報じられている。

なお、同作でクイーンのマネージャーを演じるトム・ホランダーは、シンガー監督の行動への不満により一時的に撮影から離れているという情報もあるようだ。

一方でシンガー監督自身も、撮影現場の緊張感による心的外傷後ストレス障害を抱えていることを訴えているとも報じられている。

新しい監督は数日以内に発表される予定で、公開は当初と変わらず2018年の12月25日を目指すとのことだ。