1970年代後半に世界中で社会現象になるほどの一大旋風を巻き起こし、総売り上げ枚数が7,000万枚以上を記録。日本でも熱狂的ブームを呼んだ洋楽アイドルの元祖ベイ・シティ・ローラーズの元メンバー、パット・マッグリンが23年ぶりに来日している。
今回の来日は、過去のソロ・アルバム5作品の世界初CD化(1月21日発売)に合わせてのもの。アルバム発売日の21日(水)にプロモーション来日を果たした。
1月25日(日)には、高田馬場のESPミュージック・アカデミーでトークライブ&サイン会を実施した。会場には午前10時前から大勢のファンが詰めかけ、総勢250人以上が来場。23年ぶりに来日したパットに一足早いバレンタインのチョコをプレゼントしようと、多くの女性ファンを中心に、昔からのパット・ファンだという家族連れ、ご夫婦で来場されたファンなどで会場は超満員の熱気に包まれた。
パットに会えて泣き出すファンも現れるなど、場内はベイ・シティ・ローラーズ時代の初来日(1976年12月)時を彷彿させるフィーバーぶり。77年に発売されたソロ・デビュー・アルバム『パット・デビュー!あの娘はアイドル』から3曲(M1.“恋はファンキー・ミュージック”、M2.“あの娘はアイドル”、M3.“ライト・ア・レター”)をアコースティックでパフォーマンスした。また、サイン会では、会場に集まったファンのひとりひとりと、まるで旧交を温めるように丁寧に握手し、サインするパットにローラーズ時代と同じ黄色い歓声が上がり、会場は終始、集まったファンの興奮と熱狂ぶりに包まれていた。
週明けには帰国し、元モデルである妻との自身の音楽ユニット、その後Storm(ストーム)のアルバム制作に入るそうだ。