全13本の対バンツアーで真っ先にゲストのオファーを受けたというファイナルのゲストはマキシマム ザ ホルモン。「こんなセリフを言う日が来るなんて……Hi-STANDARDのツアーファイナルへようこそー！」と喜びを叫んだナヲはもちろん、4人一丸の激烈アクトの端々からハイスタへの想いとこの日の感激がほとばしっていた。
そして、ワンマンか？ってくらいに計2時間半に及ぶ爆演を繰り広げたハイスタ。「2017年12月14日・木曜日、さいたまスーパーアリーナはすごかったんだよ！って言って回れるような1日にしたい」と恒岡章が沸き立つ闘志を語れば、横山健は「Hi-STANDARDは生きてる！ そして、これからも生き続ける！」とバンドの「その先」へのエモーションを突き上げ、パンクロックの楽園の如きたまアリを見回しながら難波章浩は「ぶっちゃけHi-STANDARDで今が一番楽しいです！ バンドっていいね！」とあふれ返る充実感を露わにしていた。
ツアーは今日でフィナーレを迎えたが、「来年も何か面白いこと思いついたらやるよ！」（横山）、「曲作りたいなあ！ ライブもいっぱいやりたい！」（難波）と「これから」への情熱を口にしていたのも嬉しかった。新作曲も含め全編キラーナンバー的なライブの詳細は改めてじっくりレポートします！（高橋智樹）
