ディープ・パープルを1975年と1994年に脱退したオリジナル・メンバー、リッチー・ブラックモアがバンドとの共演を希望しているようだ。
リッチーは1968年にジョン・ロードやイアン・ペイスらとともにディープ・パープルを結成。1975年に一旦脱退しソロ活動を開始した後、1984年のディープ・パープル「第2期」再結成に参加。しかしその後1994年にイアン・ギランとの対立から再び脱退している。
「Blabbermouth」によると、リッチー・ブラックモアの妻でバンド・メイトであるキャンディス・ナイトが米ラジオ番組「95.9 The RAT」のインタビューに応じ、夫のリッチーとバンドとの関係について以下のように話していたという。
(ディープ・)パープルを脱退してからの彼のインタビューは色々とあるわよね……そのインタビューの中で、(ディープ・パープルのボーカルのイアン・)ギランについてネガティブな話をしてるものは全然ないと思うの。ギランのことをネガティブな文脈で表現したりしないのよ。
でも、インターネットなんかでむこうのみんな(ディープ・パープルの現メンバー)がリッチーの悪口なんかを言ってるのを見ると、なんで? って感じなのよね。だって、こっちからは何も悪いことを言ってないのに。リッチーは今を生きてるの。今やるべきことだけをやっていて、たわ言なんかを吐く時間なんてないのよ。
そして、以前にも「懐かしみたいという理由で」ディープ・パープルと1度だけ演奏を共にしたいと語っていたリッチーの気持ちは今も変わっていないようだ。
そんな話をしていたことがあるわ……ここ数年の間、パープルと一緒にステージに上がって、何公演か一緒にやりたいって言っていたわね。何も問題はないんだって話してたわ。
なお、リッチーはディープ・パープルが2013年の「ロックの殿堂」入りを果たした際、「(授賞式には)絶対に行かないね。俺はあれってあんまり好きじゃないんだよね。殿堂入りしてる一部の人たちについてもどうかな思うから、どう転んでも関心がないんだ」と式へは参加しなかった。