代官山・晴れたら空に豆まいてにて、10月、12月、2月とそれぞれに趣向を凝らして繰り広げられてきたシリーズライブ「Wardrobe Songs」。さらにその間、宇宙まおはCOUNTDOWN JAPAN 17/18のステージもソロ弾き語りで出演した。
穿った見方をすれば、この一連のソロ弾き語りライブは「孤独」がテーマだったのだと思う。孤独なソロアーティストの、ソロのシンガーソングライターの、ソロの人間の闘いだったのだと思う。音楽は、孤独と孤独を一瞬で繋げることが出来る表現だ。
「休日と白いシャツ」というサブタイトルがつけられた今回は、それにかけて今年デビュー30周年を迎えるJUN SKY WALKER(S)の”休みの日”もカバー。しっとりと伝うグッドメロディと共に、物語が浮かび上がるパフォーマンスだ。
また3回のシリーズライブでは、毎回新曲が生み落とされ、披露された。そして今回の新曲、最高であった。ユーモアと強がりに塗り込められた、とことん悲しいのにポジティブになれる名曲。孤独な闘いの中であんな曲を掴み取る宇宙まおは、やっぱりすごい。
詳しくは、後日公開のライブレポートに書きます。なお、今回のソールドアウトを受けて「Wardrobe Songs」は追加公演(4月15日@晴れ豆)が決定。彩り豊かな経験のポップを生きる、今の宇宙まおに触れて欲しい。(小池宏和)
宇宙まお、弾き語りワンマン3部作(ひとまず)完!
2018.02.18 11:00