ソロ・デビュー・アルバム『ポスト・トラウマティック』を6月15日にリリースしたマイク・シノダが、リンキン・パークとして再びライブを行う可能性について言及している。
バンドのフロントマンであったチェスター・ベニントンが亡くなってから、1年が経とうとしている中で応じた「United Rock Nations」のインタビューにおいて、リンキン・パークとして再びプレイする可能性について「オープンだ」と以下のように答えている。
わからないよ。今は一歩ずつ進んでいる状態で、可能性については心をオープンにした状態でいたいんだ。
それが、僕の名前でやることになるのか、他のアーティストと一緒にやるのか、誰かのために曲を作るのか、バンドのみんながどこかでリンキン・パークのライブをやりたいってことなのかわからないけど、こういうすべてのことに可能性があると思うし、今は何が起こっても(心を)オープンにしておきたいんだよ。
なお、インタビューにおいてマイクは「今のところは自分のソロ作品のプロモーションに集中したいと考えている」と発言し、「別のパフォーマンス・スタイルとしてどう成長していけるか、どう発展させていけるかということを楽しみにしている」とも答えている。
同インタビューの音声はSoundCloudで視聴可能となっている。
また6月に行われた「iHeartRadio」内のプログラム、「Inside the Studio」のインタビューでは、ボン・スコットの死後、ブライアン・ジョンソンが加入して活動を続けたAC/DCと、チェスター亡きリンキン・パークを比べ、「自分たちとは違う」と、バンドの状況について以下の通り説明している。
誰かが「俺は絶対やりたくない」って言って、でも別の誰かは「わかんないけど、多分俺たちはやるべきだ」って言う。それであと2人は「俺たちは絶対やらなきゃいけない」って言うんだけど、でも不安があるんだ。
マイク・シノダは8月18日(土)・19日(日)に開催される「SUMMER SONIC 2018」の大阪公演1日目、東京公演2日目にソロとして出演することが決定している。
『ポスト・トラウマティック』のレビュー記事は以下。
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