【サマソニ2018予習】クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、見るべきポイントはここ!

【サマソニ2018予習】クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、見るべきポイントはここ! - photo by Andres Neumannphoto by Andres Neumann

昨年のフジで実に14年ぶり(!)の日本再上陸を果たした彼らが、早々とサマーソニック東京で帰還してくれるんだからとにかくめでたい。フジに行けず涙をのんだファンには絶好のチャンスなのはもちろん、アルバム発売直前のタイミングゆえに1曲しか披露しなかったフジに対し今SSは『ヴィランズ』モードを本格堪能できる内容になるはずだ。

結成から20年以上、00年代初期に本物の「ロック&ロール・バンド」――存分にヘッドバングできる屈強なリフ+踊りまくれるセクシー&サイケデリックなグルーヴとの痺れる融合――として強烈なインパクトを残しブレイクした彼らだが、『〜クロックワーク』で見事な復活を果たして以降、音楽的にもユニットとしても一回り大きくなって現在まさに第2のピークを迎えている。

ジョシュの闘病生活が来日ブランクの遠因のひとつだったことを考えても、(「いつまでもあると思うな親と金」ではないが)またどんなアクシデントが起きるか分からないわけで。豪華ラインナップに目移りするだろうが、脂ののったバンドとロックンロールの真髄を生で味わいたい人は迷わずクイーンズに直行してほしい。(坂本麻里子)


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