KOЯNのジョナサン・デイヴィス、妻の急逝に際しコメントを発表。「ずっと隠そうとしてきたけど、真実を語る時が来た」

KOЯNのジョナサン・デイヴィス、妻の急逝に際しコメントを発表。「ずっと隠そうとしてきたけど、真実を語る時が来た」

KOЯNのジョナサン・デイヴィスが、妻デヴェン・デイヴィスの死に際しFacebookを通してコメントを発表した。

コメントの中ではデヴェンが重度の精神疾患の副作用として薬物依存に陥っていたことが明かされており、妻への愛を表すと共に、周りに助けを求めることや自身の病に向き合うことの大切さを知ってほしいというメッセージが記されている。

コメントの全文訳は以下。


この数日間、俺の妻デヴェンの死について、実際に何が起こったのかをめぐって様々な憶測が飛び交っているけど、俺の声を聞いてほしい。

ここ10年、妻は、かなり、ひどく、具合が悪かった。彼女は重度の精神疾患にかかっていて、依存症はその副作用だった。俺は彼女を、俺の存在すべてをかけて愛していた。彼女が本来の自分を取り戻している時、彼女は素晴らしい妻で、素晴らしい母で、素晴らしい友人だった。デヴェンは広い心の持ち主で、彼女が意図的に子供達や愛する誰かを傷つけることは絶対になかった。

彼女は、信じられないほど世話好きで、寛大で、愛情深く、面白い人だった。元気で、喜びにあふれ、それを周りの人々と分かち合うためなら何でもするような人だった。俺は彼女を守るために、ずっと何が起こっているのかを隠そうとしてきたけど、俺の家族に今回の悲劇が起こってしまった今こそ、みんなに真実を語るべきじゃないかと感じてる。

俺が精神の病に苦しんでる人達を熱心に支援してきたのは、彼女が理由だった。彼女の物語をきっかけに、助けを求めようという気になってもらいたいし、自分の病気を恐れて目を逸らすようなことがなくなってほしい。

もし精神の病を抱えている人が周りにいたら、どうか慈悲と思いやりを持ってほしい、そして彼らが悪い人間ではないこと、彼らが苦しんでいることを知ってほしい。俺は今回のことを変化のきっかけにしてほしいんだ。カリフォルニア州の法律が変わって、俺のような誰かを助け、助けを必要としている人達が助けを得られるようになってほしい。

ひどい症状を抱えてる本人が、自分には助けが必要だとどうやって気づける? 彼女は自分が実際どれだけ病んでいるのかを認識できるほど良好ではなかったし、本当に必要な助けを自分で求めることができなかった。こんなことが他の母親に起こるべきじゃないし、他の誰にも起こるべきじゃない。

俺は彼女を再び抱きしめられるなら何だってする。俺の子供達が母親を取り戻せるなら何だって差し出すよ。彼女が病から自由になって、ようやく安らかに眠れるということがせめてもの慰めだ。デヴェン、愛してる。君を愛したように他の誰かを愛することは絶対にないし、君を失ったことを乗り越えることもないだろう。

俺達の大切な息子たちを正しく育てるため、君が何よりも彼らに与えたがっていた望ましい価値観を教えるため、そして俺たち2人が子供の頃に経験した虐待の連鎖を断つために、力の限り何でもすると約束するよ。君を忘れずに、君が将来について抱いていた夢を叶えるために、俺ができることは全部する。

君の背中のタトゥーは、付き合い始めた頃に俺が君のために書いた詩の一節で、ドイツ語で「たとえ死んでも君のそばにいる、愛しい人よ」と書かれていた。いつの日か、俺の地球での旅が終わった時、そっちへ行って君のそばにいることを誓うよ。愛してる。

公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする