ジミー・ペイジがヤードバーズ、そして今年リリースから50周年を迎えた『レッド・ツェッペリンⅠ』などで使用していたテレキャスターが、本人監修のもと、FENDERシグネイチャー・モデルとして発売されることが決定した。
今回発売されるのは『レッド・ツェッペリンⅠ』の中でジミー・ペイジが使用していた「ミラー付 TELECASTER®」、そして「ドラゴンペイント入り TELECASTER®」の2本が再現されたもの。
「ミラー付 TELECASTER®」は、ヤードバーズ在籍時に前任のギタリストであったジェフ・ベックから譲り受けたテレキャスターに8つの丸い鏡を加えたもので、「ドラゴンペイント入り TELECASTER®」は抽象的な日本風のドラゴン模様が描かれたデザインとなっている。
同ギターについて、ジミー・ペイジは以下のように語っている。
このギターが辿ってきた旅そのものが、このギターの価値を物語っています。ジェフ(・ベック)が気前よく私に譲ってくれたその愛に溢れるジェスチャーから始まり、ヤードバーズ、そして レッド・ツェッペリンの1stアルバムでの活躍を経て、今日に至るまでの紆余曲折の中に、このギターの真の美しさが潜んでいるのです。
今まさに、その美しさが甦り、その美しさを含めて、完全再現できたのではないかと感じています。
また、ジミー・ペイジも出演する同商品の開発インタビュー映像も公開されている。
https://youtu.be/ulEugtz0FY4
なお、今回4つのモデルが発表されるが、その内の2つのモデルが「LIMITED EDITION JIMMY PAGE TELECASTER SET」としてFENDER CUSTOM SHOPから発売される。さらに、もう2つのモデルはフェンダーのレギュラー・ラインから今年の夏頃に発売予定だという。