デヴィッド・ギルモア、『狂気』のレコーディングにも使用の「ブラック・ストラト」含む120以上のギターを売却へ。6月にオークション実施

デヴィッド・ギルモア、『狂気』のレコーディングにも使用の「ブラック・ストラト」含む120以上のギターを売却へ。6月にオークション実施

デヴィッド・ギルモアが、自身が所有している120以上に及ぶギターのコレクションをオークションに出品することが明らかになった。

出品されるギターの中には、現在は閉店しているニューヨークの老舗楽器店、Manny’sにてピンク・フロイドの『狂気』のレコーディングのために購入し、「ライブ・アット・ポンペイ」でも使用したフェンダーのブラック・ストラトキャスターも含まれているとのことだ。

「ブラック・ストラト」と呼ばれるこのストラトキャスターは、そのヒストリーをまとめた書籍「Pink Floyd: The Black Strat, a History of David Gilmour's Black Fender Stratocaster」も出版されるほど著名なギターであり、「Rolling Stone」によると10万ドル(約1090万円)から15万ドル(約1640万円)ほどの値が付くことが予想されているという。


他にも“Another Brick in the Wall (Part 2)”のレコーディングに使用された、1954年製のシリアル・ナンバー#0001のホワイト・ストラトキャスターや、1958年製のグレッチのペンギンを始めとした貴重なギターが多数出品される。

オークションは、米オークション会社「Christie's」により現地時間6月20日に行われるとのことだ。

出品されるギター・コレクションの写真は同社の公式サイトで見ることができる。
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