星野源、声で出演した映画『ちえりとチェリー』にコメント。「凄くかわいくて、凄く感動できる」

星野源、声で出演した映画『ちえりとチェリー』にコメント。「凄くかわいくて、凄く感動できる」 - Ⓒ「ちえりとチェリー」製作委員会 Ⓒ「ちえりとチェリー」製作委員会
2月15日(金)より全国のイオンシネマにて全国ロードショーとなる日本初の長編オリジナルパペットアニメーション『ちえりとチェリー』。公開を前に、声の出演をした星野源、高森奈津美、主題歌を務めたSalyu、そして中村誠監督などからコメントが届いた。


【チェリー役:星野源】
もう既に忘れてしまっていた幼い自分と、その頃見ていた景色、現実と空想を同時に映したようなあの景色を思い出させてくれました。
凄くかわいくて、凄く感動できるお話になっていると思います。是非皆さん、楽しんで頂けたらと思います。

【ちえり役:高森奈津美】
ちえりと、チェリーと、関わっている全ての方々と、この作品をご覧下さったみなさんのお力で、この度全国公開される事になりました。本当にありがとうございます。
大切な人と何度も観て頂けたら嬉しいです。

【主題歌:Salyu】
丁寧に築き上げられた心温まる感動作。仲間に入れていただきとても嬉しいです。
私もたくさんの方に「ちえりとチェリー」を観ていただきたいです。

【監督:中村誠】
「ちえりとチェリー」を作り始める少し前、私は母親を亡くしました。
決して褒められたような親子関係ではありませんでしたが、それでも自分と世界を繋いでいた何かの線がふっつりと切られてしまったような喪失感がありました。それから、「命とは何なのだろう」ということを漠然と考えはじめました。企画のスタートとほぼ時期を同じくして、あの東日本大震災がありました。
多くの人が被災しているのを見ながら、そして私と同じように、大きな喪失感を感じているだろう人たちに対して、「物を作る人間は何が出来るのだろう?」ということも考えました。
その中で生まれた物語が、「ちえりとチェリー」です。この映画が皆さんの元に届くことを願っています。

【脚本:島田満】
この物語の主人公・少女ちえりは、大好きだったお父さんを亡くした痛みを、小さな心にとじこめて生きています。
ちょっぴり弱虫だったちえりは、想像力の世界で楽しい友だちに出会い、不思議な出来事を体験して、困難を乗りこえる強さを身につけていきます。
そして、大冒険の果てに、かけがえのない宝物が自分の心のなかにあったことに気づくのです。
『大切なもの。それは家族の愛と、前に進んでいく勇気』
……たくさんの方の心に、暖かい涙と、感動を届ける映画です。

【美術監督:レオニード・シュワルツマン】
私が「ちえりとチェリー」に参加できたことは、この上ない喜びです。
私には、中村監督がロマン・カチャーノフのソビエト・クラッシク・アニメーションの伝統を引き継いでいると思えてなりません。作品には善意に満ちた心が感じられ、キャラクターのイメージは、カチャーノフ監督の≪ミトン≫のように心に訴えてきますし、私たちを感動させてくれます。


同映画は、大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、いのちの輝きと向き合い、新たな未来に向けて一歩を踏み出そうとする姿を描いた冒険ファンタジー。主人公ちえり役に声優の高森奈津美、ちえりが蔵で見つけたぬいぐるみで、助言者として彼女に寄り添うチェリー役に星野源、ちえりの母親役に尾野真千子、ほか栗田貫一やサンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしなどが名を連ねている。

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