スーパーオーガニズムのオロノ、バンドが絶好調の中で抱えてしまったもどかしさとは? 「今、意味もなく有名になってる気がしてしょうがない」

スーパーオーガニズムのオロノ、バンドが絶好調の中で抱えてしまったもどかしさとは? 「今、意味もなく有名になってる気がしてしょうがない」 - 『rockin'on』2019年4月号より『rockin'on』2019年4月号より

今年1月に行われたジャパン・ツアーは全公演ソールド・アウト、さらに8月に開催される「サマーソニック2019」への出演も決定したスーパーオーガニズム

『ロッキング・オン』4月号では、1月に来日したタイミングで、バンドよりボーカルのオロノへ行ったインタビューを掲載している。

昨年リリースしたデビュー・アルバム『スーパーオーガニズム』は世界的に高い評価を得て、ツアーも大盛況のバンドだが、その順風満帆に見えるキャリアと、世間の温度感とのギャップはあるのだろうか。

めっちゃありますよ。中学生ぐらいの時に思ってたのは、ヴァンパイア・ウィークエンドとかのロッキング・オンのインタビューを読んで、あ、かっけー、やりてー、みたいなのを適当に思ってただけで(笑)。

じゃあそういうチャンスがやってきて、とりあえずやってみたら、自分はそういう有名にはなりたくないんだっていうのに気づけて。意味もなく有名にはなりたくないんですよ。でも今、意味もなく有名になってる気がしてしょうがなくて。ロンドンに引っ越してから、もう今から2年前ぐらいから、自分の人生のコントロールなくしたなって感じてて。


また、リアルとフィクションが入り混じったり、曖昧な記憶をコラージュしたりする歌詞を、オロノは一体どうやって書いているのか。以下のように答えた。

曲によるんですよね。なんだろう、もうアイデアがあって、白紙の状態でそっからパパッて書ける時もあれば、結構時間かけて頑張って1週間以上かけて書くこともあるし。

それかもう超適当な時とかは、ケータイにすごいいろんなメモがあるんですよ、意味のわかんない。それを付け加えるというか、パズルみたいにして。

(中略)だから次は、ほんとにそのメモを全部紙に書いて、ウィリアム・バロウズみたいな感じでつなげてったら面白いんじゃないかなとか思ってます。


インタビューではその他、オロノが海外に拠点を置いた理由やメンバーとの共同生活についてなど、いま彼女がどのような心境でいるかが語り尽くされている。

長期にわたるツアーなどで抱えていたストレスが爆発したのか、バンドの今をひたすら語ったオロノの貴重なインタビューは、ぜひ『ロッキング・オン』4月号をチェックしてほしい。


スーパーオーガニズムのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。
ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

スーパーオーガニズムのオロノ、バンドが絶好調の中で抱えてしまったもどかしさとは? 「今、意味もなく有名になってる気がしてしょうがない」 - 『rockin'on』2019年4月号『rockin'on』2019年4月号
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