クリープハイプの尾崎世界観(Vo・G)が2016年6月に執筆した初の小説『祐介』が文庫化される。
同小説は、夢見る売れないバンドマンと、バンドマンが恋したピンサロ嬢の、どうでもいいセックスや些細な暴力、逆走のその先に見えるものを描いた物語とのこと。
またこの文庫には、新たに書き下ろされたスピンオフ短篇『字慰』も収録される。解説を芥川賞作家・村田沙耶香が担当し、装丁のデザインは寄藤文平が手がけている。
●作品情報
『祐介・字慰』
2019年5月9日(木)発売
予価:本体600円+税
著者:尾崎世界観
出版社:文春文庫(文藝春秋)