昨年亡くなったアレサ・フランクリン、自宅にて手書きの遺書3枚が発見されたことが明らかに

昨年亡くなったアレサ・フランクリン、自宅にて手書きの遺書3枚が発見されたことが明らかに

2018年8月16日に膵臓がんのため76歳で逝去したアレサ・フランクリンだが、ミシガン州デトロイトにある彼女の自宅から手書きの遺書3通が発見されたことが明らかとなった。

「The Guardian」によると、3通の遺書のうち1通は居間のクッションの下に隠されており、その日付は2014年3月になっていたという。また、その遺書には遺産を自分の家族に分けると書かれていたが、解読が非常に困難な箇所もあるほか、4ページ分の文章がかき消され余白には文字が残っていたそうだ。

残りの2通は後に鍵が見つかって開けられたキャビネットの中で発見されたとのこと。

アレサの弁護士を40年以上務めていたDavid Bennettは見つかった遺書3通を裁判所に提出し、「ミシガン州の法の下で、これらの遺書が有効かどうか確信はない」と判事に伝えていたとも報じられている。

3通の遺書はアレサの4人の息子と彼らの弁護士にも開示され、そのうち2人の息子は遺書の内容に異議を唱えており、現地時間6月12日に遺書に関する審問が行われる予定になっている。

なお、アレサが亡くなった当時、遺族と弁護士は遺書は残されていないと述べていたという。
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