リアムがオアシスの曲を歌うとノエルに使用料は入るのか? 英メディアがUKのライセンス事情など解説

リアムがオアシスの曲を歌うとノエルに使用料は入るのか? 英メディアがUKのライセンス事情など解説

オアシス解散後、リアム・ギャラガーノエル・ギャラガー共にオアシス時代の楽曲をそれぞれのライブで披露しているが、リアムが歌唱した際、大半の楽曲を手掛けたノエルに印税は入るのかは気になるところ。

結論から言えば、ノエルが書いたオアシスの楽曲をリアムが歌った場合でも「印税は入る」とのことだ。

Radio X」によると、イギリスではすべてのライブ会場が演奏権管理団体、Performing Right Society(以下PRS)によるライセンス取得が義務付けられており、アーティストは公演ごとにPRS申請書に演奏した曲を記入する必要があるという。そして音楽出版元が楽曲使用の対価をPRSから受け取ることになっているようだ。

以上のことから、リアムがノエルによって書かれたオアシスの楽曲を歌った場合でも(ノエルの出版元である)Sony/ATV Musicに対価が支払われ、それがノエルへ手渡されるという。


2012年7月、ノエルは「The Sun」の取材に対し、リアムがビーディ・アイと共にオアシスの楽曲をパフォーマンスすることについて、「やつは世界中を回ってオアシスの曲を歌ってPRS申請書を書けばいいと思う」と答えていたとのこと。

さらに、2018年12月には『MOJO』に対しては次のようにコメントしていたそうだ。

ヤツがフィンズベリー・パークでヘッドライナーとして出演する時も、俺の曲を演奏するおかげで、俺はサッカー番組を観ながらにしてPRSの小切手を受け取ることができる。あいつはそれを喜ぶのではなく、さらに怒りを募らせるわけさ。


なお、リアムは2ndアルバム『ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』を9月20日にリリースしており、ノエルも9月27日に今年2作目となるEP『ディス・イズ・ザ・プレイス』を配信&アナログ盤限定で発表する予定だ。
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