AC/DCのブライアン・ジョンソンが司会を務めるテレビ番組にロバート・プラントが出演し、レッド・ツェッペリン時代の想い出を振り返っていたことがわかった。
「Rolling Stone」によると、米ケーブル局「AXS TV」の番組『A Life on the Road』でブライアンはロバートに会うため英ウェールズを訪れたという。
ロバートは、アルバム『レッド・ツェッペリンII』の録音が終了した後にウェールズに移り住んだそうで、ブライアンと一緒に山道を歩きながら、静かな場所で『レッド・ツェッペリンIII』の作曲に取り組んだ当時について、以下のように語っていたという。
ここからそう遠くない、私が子ども時代に行っていたコテージを借りてね。あそこでバンドは『レッド・ツェッペリンIII』の作曲を始めたんだが、そのコテージはツアーの喧騒から遠く離れていたから最高だったよ。どんな感じかわかるだろ。
さらに、ロバートはツェッペリンの音楽はクリームやグレイトフル・デッド、白人によるブルース、ジェファーソン・エアプレインに漂う西海岸の雰囲気などを基礎にしているともコメントしていたそうだ。
https://youtu.be/-4r3Y8wS3D4
番組の後半では、ブライアンがツェッペリンの“移民の歌”のハイオクターブ部分を歌いこなせた時、自分にとっては偉業だったとロバートに伝えると、「もし、ツェッペリンのシンガーになりたいなら推薦してあげるよ」とユーモアを混じえて答えていたという。
ロバートは、今年6月にアイスランドのレイキャビクで開催された音楽フェスティバル「Secret Solstice festival」で、23年ぶりに“移民の歌”をパフォーマンスして話題になっていた。