「Blabbermouth」のニュースを報じた「Consequence Of Sound」によると、ロバート・プラントが“移民の歌”をパフォーマンスしたのは1996年以来のこととなり、当時はジミー・ペイジと一緒にツアーをしていたという。
70歳のロバート・プラントにはファルセットのコーラス部分をこなすのが難しいことを理由に、23年ぶりに演奏されたバージョンはオリジナルよりも短かったとのことだが、ファンに向けて、「過去に、インスピレーションを与えてくれた文化に感謝したい」と述べていたそうだ。
一般の観客が撮影した映像はYouTubeにアップされている。
https://youtu.be/sVpHTisQ7Rk
“移民の歌”は、1970年にバンドがアイスランドをツアーした際にロバート・プラントとジミー・ペイジよって書かれた曲で、2009年のドキュメンタリー映画『Led Zeppelin Dazed and Confused』で、同曲はアイスランドにインスパイアされたとロバート・プラントが語っている。
当時、ツェッペリンがコンサートを行うためにレイキャビクへ招待されたが、その前日に公務員がストライキを行ったためライブがキャンセルとなり、代わりに大学が用意してくれたコンサートホールでライブを決行。観客の反応が素晴らしく、“移民の歌”はその体験を歌った曲だという。
なお、レッド・ツェッペリンは、デビュー・アルバムをレコーディングしてから50周年となることを記念して、新たなドキュメンタリー映画が製作中であると報じられている。