カニエ・ウェスト、米刑務所で囚人たちを前にライブを開催。「これはショウじゃなくミッションだ」


現地時間10月25日にニュー・アルバム『ジーザス・イズ・キング』をリリースしたカニエ・ウェストが、米テキサス州ヒューストンのハリス郡刑務所にてライブを開催していたことがわかった。

「The Houston Chronicle」のニュースを報じた「Consequence of Sound」によると、現地時間11月15日にカニエは同刑務所を訪問しライブを行ったそうだ。

まず、カニエは約200人の男性の囚人たちの前で、ゴスペル隊であるSunday Serviceと共にパフォーマンス、その後女性の囚人の前でもライブを行ったという。

カニエは囚人のためにニュー・アルバムから“Follow God”や、『ザ・カレッジ・ドロップアウト』の収録曲“Jesus Walks”などを披露したそうだ。

カニエのパフォーマンスの模様は、同刑務所のYouTubeチャンネルにて公開されている。

https://www.youtube.com/watch?v=fQIUPjQx16s

なお、囚人とのミート・アンド・グリートも行ったカニエは、囚人達に「これはショウじゃなくミッションだ」と伝えていたそうだ。

この刑務所でのパフォーマンスについては、11月13日にカニエが郡保安官にアイデアを伝えて実現したという。カニエはテキサス州立刑務所でも同様にパフォーマンスを行いたいと申し出たそうだが、こちらは要請が却下されたと報じられている。

『ジーザス・イズ・キング』は、11月9日付の全米アルバム・チャート「Billboard 200」にて初登場1位に輝いたほか、自分の好きな文字を『ジーザス・イズ・キング』のジャケットのフォントに変換することができる「JESUS IS KINGジェネレーター」なる特設サイトも立ち上げられている。