俺たちはU2もザ・ローリング・ストーンズも大好きだけど、ボノやミック・ジャガーに俺の着てる鎧を着せてやったら、間違いなく30分くらいでぶっ倒れてるはずだよ(笑)」 (ジーン・シモンズ)
これを最後にツアー活動からは引退するという『エンド・オブ・ザ・ロード・ワールド・ツアー』を世界中で敢行中のキッス。ついにその日本公演が12月に実現した。来日前のインタビューでは、バンドは現在最高の状態にあるが、年齢による衰えは今後隠しようがなくなるので引退を決意したとジーン・シモンズは語っていた。そしてぼくが目撃した東京ドーム公演。キッスは、文字通り最強のセットリストとパフォーマンスを繰り広げることになり、その勇姿を堪能するものになったし、YOSHIKI(X JAPAN)がアンコールで特別出演してピアノとドラムを務めるというドラマも見応えがあった。しかし、ここに来るまでにはポール・スタンレーが喉を痛めて直前のオセアニア・ツアーがすべて中止になるなど、不安材料もないわけではなかった。そんな状況で最後のツアーに臨んでいる現在の心境を来日したジーンに訊いた。(高見展)
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