ラッシュのドラマーで作詞も手掛けていたニール・パートが、現地時間1月7日に67歳で逝去したことが明らかとなった。
「Pitchfork」などによると、ニールは長年にわたり脳腫瘍による闘病生活を送っていたという。
ラッシュはInstagramに次のような声明を発表している。
「火曜日(=1月7日)に、45年にわたるバンド・メンバーでソウルブラザー、そして友人でもあるニールが、3年半にわたる脳腫瘍(膠芽腫:こうがしゅ)との闘いの末に亡くなったとの訃報を伝えなければならず、失意と深い悲しみを感じています」
さらに、ニールの訃報を受け、数多くのアーティストが追悼の意をSNSに寄せている。
ジーン・シモンズ(キッス)
「パートの家族とファン、そして彼の友人たちへ私の祈りと哀悼の意を。ニールは穏やかな魂だった。安らかに永眠してほしい。ラッシュのドラマー、ニール・パートが67歳で亡くなり、彼はロックし続けた」
ポール・スタンレー(キッス)
「本当に悲しいニュースだ。何年にもわたり脳腫瘍と闘った末、ニール・パートが亡くなった。彼の晩年は家族の悲劇で満ちていたから、すごく悲しいよ。ただただショックだ」
カーク・ハメット(メタリカ)
「師匠へ。安らかに眠ってくれ」
デイヴ・グロール
「若かった頃、『2112』(76年発売の4thアルバム)を初めて聴いたことを鮮明に覚えてる。それが初めてドラマーの音を聴いた時だった。それ以来、すっかり音楽が変わってしまった。彼のパワーと正確さ、その構成と希有さにより、ニールから多くを学べるから彼は『教授』と呼ばれていたんだ」
ブライアン・ウィルソン
「ニール・パートが亡くなったと耳にしたばかりだ。このニュースを悲しく思っている、彼は死ぬには若すぎた。ニールは偉大なドラマーの一人であり、彼がいなくなって寂しくなるよ。ニールの家族に愛と慈悲を」
フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
「エアドラムをして一日を過ごすよ。安らかに眠ってくれ、ニール・パート。なんてミュージシャンだったんだ。彼は研ぎ澄まされていた」
この他にも数多くのミュージシャンが哀悼のメッセージを投稿している。
イエス
トニー・アイオミ
チープ・トリック
ザック・ワイルド
アンスラックス
クリス・ノヴォゼリック