メタリカのジェイムズ、アルコール依存のリハビリを終えバンドの将来についてコメント。「何が最適なのか模索してる」


メタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドがアルコール依存症のリハビリを終えて初めて公の場に現れ、バンドの将来についてコメントしていることが明らかとなった。

Ultimate Classic Rock」によると、現地時間1月30日にロサンゼルスのピーターソン自動車博物館で開催された展覧会に出席したジェイムズは、メタリカのニュー・アルバムについて質問された際、次のように答えていたという。

それは素晴らしい質問だね。でも分からない。今、俺はピーターソン自動車博物館にいて、次に何が起こるかは未知だ。それがいいとこなんだよ。メンバーが腰を下ろし、バンドにとって何が最適なのか模索してる。何が起こるかは分からない。バンドは未知なる恐れを少し振り払って、生きてると実感するために十分なほど恐怖を感じてるぜ。



昨年8月、ジェイムズは同博物館に自身が所有するカスタムメイドのカー・コレクションのうち10台を寄付したと報じられており、その2ヵ月後にジェイムズは更生施設に入所。バンドはワールド・ツアー「WorldWired Tour」のオセアニア公演を延期することを発表していた

なお、メタリカは3月末より南米と北米をまわるツアーを再開させるが、現時点では延期になったオセアニア公演の振り替え日程は出ていないようだ。

ツアー日程は、バンドの公式ウェブサイトにて確認できる。