テーム・インパラ、より大胆なサイケデリック音楽を追求した新AL『The Slow Rush』について語る――プレッシャーの波に乗りたどり着いた先とは

テーム・インパラ、より大胆なサイケデリック音楽を追求した新AL『The Slow Rush』について語る――プレッシャーの波に乗りたどり着いた先とは - 『rockin'on』2020年3月号より『rockin'on』2020年3月号より

僕はアーティスト自身が、自分で作ってみたけど意味をよくわかっていない、そういうふうに聞こえる作品が一番好き

テーム・インパラ待望の4thアルバム『The Slow Rush』がついにドロップされる。前作『カレンツ』がリスナー、メディアから圧倒的な評価を受け、メジャー・フェスのヘッドライナーをこなしながら、その人気のスケールは、さらに、さらに増大していくばかり。そんな喧噪を引き連れながらケヴィン・パーカーの脳内で発酵されていくアイデアとメロディ、具現化するサウンドは期待値をはるかに上回るものであり、アルバムとして見事に結晶化している。
 
オーストラリアのインディ世界から陶然としたサイケデリア感覚を持って登場し、60年代ソフト・ロックから80年代のエレクトロニクスまで同列に並べ、時空を超えてミックスしたサウンドでアッという間にシーンの最前線に立った。夢中になったのは我々だけじゃなく、カニエ・ウェストを始め、ケンドリック・ラマー、トラヴィス・スコットなど、ジャンルを超えた錚々たる連中がコラボの列を成しているのだ。それだけに 約5年ぶりのアルバムへの期待とプレッシャーはハンパなかったはずで、インタビューは、そんなプレッシャーについて訊くことから始まった。 (大鷹俊一)



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テーム・インパラ、より大胆なサイケデリック音楽を追求した新AL『The Slow Rush』について語る――プレッシャーの波に乗りたどり着いた先とは - 『rockin'on』2020年3月号『rockin'on』2020年3月号
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