ソロ・宮本浩次の真実が明かされた『SONGS』を観た!

宮本浩次が出演したNHK総合『SONGS』(2月22日放送回)。どこを切り取っても宮本の魅力満載な内容で、録画して本当に正解だった。

番組冒頭、まずは上野公園の散歩からスタート。撮影スタッフの笑い声が混じる和やかな雰囲気の中、宮本はひとつひとつの質問に対して丁寧に、言葉を絞り出すように答えていく。散歩途中に寄ったお店では、大泉洋へのお土産選びに苦戦しながらも可愛らしいパンダのマグネットなどをチョイス。パフォーマンスもトークもいつだって本気で全身全霊、そして時折見せるチャーミングなところもまた、宮本浩次というキャラクターが愛される大きな理由だ。

続いて訪れたのは鎌倉の海。2012年に難聴を患い、エレファントカシマシがライブ活動休止になった時、宮本はよくここで波の音を聴いていたという。このエピソードの後に披露された“悲しみの果て”の弾き語りは、波打ち際というロケーションも相まって特別な響きがあった。そんなふうに思い出深い地を巡りながら様々なことが語られたが、特に印象に残ったのは「子供たちも大好きだけど、メルヘンとかファンタジーって。でも実は大人がもっと夢を見たいのかなって」という言葉。宮本はこれ以外にも「メルヘン」と何度か口にしていたが、きっと宮本が言うメルヘンは何も大げさな空想物語に限らず、例えば「思い切って行ったことない場所に旅行する」というような身近な夢を思い描くことも含まれているのだと思う。エレカシ30周年の充実があったから満を持してソロ活動のスタートが切れたように、「今だからこそ追いかけられる夢」もある。番組の最後に歌われた“ハレルヤ”は、大きくても小さくても夢を持って自分の人生を更新していこうとする全ての旅人に向けた賛歌なのだと、改めて強く感じた放送回だった。(渡邉満理奈)
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