ノエル・ギャラガー、オアシスのメンバーはロック・ミュージックに対して「保守的だった」と明かす

ノエル・ギャラガー、オアシスのメンバーはロック・ミュージックに対して「保守的だった」と明かす

3月6日に『ブルー・ムーン・ライジング EP』をリリースしたノエル・ギャラガーが、最新インタビューで「オアシスのメンバーは音楽に対して保守的だった」と語っていることがわかった。

「Music Week」のインタビューを報じた「FAR OUT」によると、オアシス時代、ノエルは他のメンバーが持つ「ロックンロール」の見解の違いについて悩んでいたという。

他の皆に対して責任があったし、バンド・メンバーの何人かはロック・ミュージックに対する見解がかなり保守的だったんだ。そんなバンドに長く在籍すればするほどマンネリ化しちまう。物事が型にハマっちまうのさ。

自分の周りのために音楽を作ると、スタジアムを埋めるために音楽を制作するだけになる。それをスゲェと感じる時は最高だけど、いつかは「全てをやり尽くしたら終わりだ」ってところまで来ちまうんだよ。


さらに、ノエルはオアシス時代に制作したB面で唯一価値があったのは、“The Masterplan”だけだとも語っていたという。

シングルにはB面用に3曲必要なんだけど、いつも俺は2曲足りねえんだ。“The Masterplan”はカムデンの自宅で書いて、次の日にフルハムのスタジオ、Maison Rougeに行って、静かにアコースティック・ギターで録音したんだよ。

“The Masterplan”と“Talk Tonight”、 “Half The World Away”を書いて、誰も「それは保留にしないか?」なんて言わなかった。それがクレイジーだったって気づいたのは何年も経ってからだけど、90年代は狂ってたからな。アラン・マッギー(オアシスが在籍したクリエイション・レコーズの創設者)は、ドラッグにドップリ浸かってレーベルを運営してたからさ。



“The Masterplan”は、2ndアルバム『モーニング・グローリー』の曲“Wonderwall”がシングル・カットされた際にB面曲として収められたナンバーで、1998年にリリースされたB面ベスト盤『ザ・マスタープラン』にも収録されている。
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