レディオヘッドでフロントマンを務めるトム・ヨークが、1997年にグラストンベリー・フェスティバルに出演した際、ステージを投げ出すところだったと語っている。
「RadioX」によると、トムがステージを降りようと思ったのは、バンドがヘッドライナーを務めたときのこと。
パフォーマンスのある時点で、トムはギタリストのエド・オブライエンの所へ行き、「俺は降りるよ。また後でな」と伝えたのだという。
するとエドに、「そんなことをしたら、きっと、後悔しながら残りの人生を送ることになるぞ」と言われ、その言葉が当を得ていると感じたトムはステージを続け、20曲を演奏し切ったと明かしている。
なぜ、トムがステージを降りようと思ったかについては、次のように理由を述べていたそうだ。
俺は燃え尽きてしまったのさ。ライブで何をするかバンドでミーティングをして、俺は『グラストンベリーはやれない』って言ったんだ。俺には休養が必要だった。実際に俺は1年とちょっと休息を取れなくって、かなりピリピリしてたよ
現在はソロとしての活動が目立っているレディオヘッドだが、先日はバンドの今後の活動について、「Guitar World」の最新インタビューでエドがバンドとしての新作をリリースすると約束していた。