桑田とSOMPOホールディングス株式会社は、2020年2月にパートナー契約を結び、今回が桑田の出演する第2弾テレビCMとなる。CMソングには、桑田が作詞作曲を手がけた書き下ろしの新曲“金目鯛の煮つけ”が使用されている。なお、現在この新CMの映像は、特設ページおよびオフィシャルYouTubeチャンネルでも視聴することができる。
今回桑田は、会社帰りに駅前で移動販売の花屋を見つけ、「たまには奥さんに」と一輪のバラを購入するサラリーマン役の主人公を演じる。妻が嬉しそうに受け取る姿を思い浮かべ、笑顔で家を目指すものの、飛び出してきたネコに驚いて転びそうになったおばあちゃんを支えた拍子に、プレゼントのバラが折れてしまう。ガッカリした表情を浮かべながらも、「しょうがないな」とすぐに気を取り直し、短く切ったバラを胸ポケットに挿して、再び笑顔で歩き出し、軽い足取りで、先ほどの猫の真似をしながら「にゃ〜」という声とともに踏切をジャンプしながら渡り、妻が待つわが家へ到着。玄関で片ヒザをつき、ややおどけた表情で「ただいま!」と胸のバラを差し出す桑田を、妻が「なに〜!?」と優しく笑いながら出迎えるというストーリーだという。
また、このCM撮影の事前打ち合わせを繰り返し行うなかで、自身が演じる役の設定についても説明を受けていたという桑田は、撮影当日にスタジオへ入ると、まず移動花屋の店員とやりとりするシーンの撮影に臨み、自然で親しみの持てるキャラクターを表現し、帰宅して妻にバラを差し出すシーンでは、監督から「OK」が出たにもかかわらず、演技にこだわり再撮影を希望するひと幕があったり、踏切を渡りながらピョンと飛び跳ねるシーンでも自らアイデアを発案したとのこと。