ヴァン・ヘイレンが、歴代シンガー3人をフィーチャーしたフェアウェル・ツアーを計画していたことがわかった。
「Consequence of Sound」によると、SiriusXMのラジオ番組に出演したエディ・ヴァン・ヘイレンの息子ウルフが、親子でバンドのファイナル・ツアーを計画していたことを明かしたという。
「Kitchen-sink tour」と題されたツアーでは、初代フロントマンのデイヴィッド・リー・ロスと後任のサミー・ヘイガー、三代目のゲイリー・シェローン、そして初代ベーシストのマイケル・アンソニーを迎え、各シンガーがバンドに在籍した時代の曲を交替で歌うスタイルで進行するはずだったとのこと。
そして、アンソニーがカムバックするためウルフはベースから抜け、その代わりにソロ・アーティストとしてヴァン・ヘイレンのオープニングを務める予定だったそうだ。
その計画についてウルフは、「それはリアルな計画で、僕たちは本当にワクワクしていた。残念ながら実現しなかったけど、すごいことになっていただろうね」とコメントしている。
以前のインタビューでウルフは、彼がギターを弾いてヴァン・ヘイレンが活動を続けるとの噂について反応。「それはバカげてるね。エディ・ヴァン・ヘイレンがいないヴァン・ヘイレンなんてあり得ないよ。僕は父とは違うし、その代わりにはならない。僕は父とは違うと意識して自分の人生を生きてきたからね。僕は僕だ」と述べていた。
先月、バンドのマネージャーであるIrving Azoffも、初代ベーシストのマイケル・アンソニーを含めたオリジナル・メンバーで、ヴァン・ヘイレンがスタジアム・ツアーを計画していたと明かしていた。
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