マイケル・シェンカー、“神”と呼ばれ続けて40年――遂に放たれた“人間宣言”?! コロナ禍の真っ只中で戦友たちと仕上げた『イモータル』について、徹底的に語る!

マイケル・シェンカー、“神”と呼ばれ続けて40年――遂に放たれた“人間宣言”?! コロナ禍の真っ只中で戦友たちと仕上げた『イモータル』について、徹底的に語る! - 『rockin'on』2021年3月号より『rockin'on』2021年3月号より

「俺はトレンドのフォロワーではなくて、トレンドを作ってきたんだよ。常に湧き上がる創作意欲、枯れることのない無限の泉があるんだ。万華鏡を振るたびに新たな模様になるのと似てるかもしれない」


スコーピオンズの一員としてのデビューから、UFOへの電撃抜擢、失踪騒ぎや古巣への復帰。若き日のマイケル・シェンカーにとって70年代はまさしく波乱の時代だった。もちろん彼の創造するメロディの息を呑むような美しさは当時から高い評価を獲得していたが、崇拝にも近い次元の支持を広く得るようになったのは、マイケル・シェンカー・グループ(以下MSG)を始動させた1980年当時からのことだといえる。
 
昨年は、そのMSG発足から満40年、加えて彼自身の本格的音楽活動開始からちょうど50年にあたるアニバーサリー・イヤーでもあった。そして、記念すべき局面ならではのツアーは残念ながら新型コロナ禍の影響により中止を余儀なくされたが、世の中のすべてが停滞していた時期にも彼自身の創作意欲が止まることはなかった。去る1月末に発売を迎えたMSG名義での新作『イモータル』は、そうした節目の到来を記念するものであると同時に、困難な状況下で起きた奇跡的な巡り合わせの数々により完成に至らしめられた、新たな可能性に満ちた作品でもある。その最新肉声から、この人物が“不滅”たり得る理由を探ってみたい。(増田勇一)



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マイケル・シェンカー、“神”と呼ばれ続けて40年――遂に放たれた“人間宣言”?! コロナ禍の真っ只中で戦友たちと仕上げた『イモータル』について、徹底的に語る! - 『rockin'on』2021年3月号『rockin'on』2021年3月号
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