ニルヴァーナのカート・コバーンが、ティーンエイジャー時代に落書きで逮捕されたことがあると、その出来事を一緒に体験したメルヴィンズのフロントマン、バズ・オズボーンが明かしていることがわかった。
「Ultimate Classic Rock」によると、メルヴィンズが配信したライブ・イベント「Divine Monkeyshines: Valentine's Day Special」で、カートと同じくシアトル出身のバズが子ども時代の想い出を語った。
バズがティーンエイジャーだった頃、カートとメルヴィンズの元ドラマー:マイク・ディラードは、よく3人で町中の壁などにスプレーで落書きをしていたのだという。
そして、いつものように一緒に落書きをしていたときに、銀行の角を曲がると至るところに警察がいるのを目にし、3人はバラバラに逃走。なんとかバズとマイクは逮捕を免れたが、運悪くカートは警察に捕まって拘置所で一晩を過ごすハメに。その体験についてカートは、「酷かった」とバズに語っていたとのこと。
加えてバズは、カートは絵が上手かったと明かし、「実際に、カートは本当に優れたアーティストだったよ。だから彼が絵をスプレーしたら、すごく上手かった。でも、大抵はダーク・ユーモアだったから、ポリティカル・コレクトネスな内容じゃなかったけどね」とコメントしていた。
その例として、よくカートは「God is gay(神はゲイ)」と落書きしていたそうで、そのフレーズはニルヴァーナの曲“Stay Away”の歌詞にも登場している。
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