クイーンのブライアン・メイ、他のアーティストによる一番好きなギター・ソロを明かす


クイーンのギタリスト:ブライアン・メイが、他のアーティストによる一番好きなギター・ソロを明かした。

「Total Guitar」のインタビューを報じた「Classic Rock」によると、一番お気に入りのギター・ソロについて質問されたブライアンが、こう答えている。

「それは、エリック・クラプトンの“Key To Love”だね。ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトンのアルバムの曲だ。それは、私が今までの人生で聴いたなかで最も熱くて燃えるような、情熱的な作品だ。ただ、もう大好きなんだ。ソロが炸裂して、自分はそれを超えることはないだろう。私にとって大きなインスピレーションの一つなんだ。

そのソロでエリックは燃えている! そのソロを中心にトラック全体が展開していて、この曲をかける度に私は待つんだ……。ジョン・メイオールも偉大だが、エリックがソロを炸裂させて、突然トップノートをキメる瞬間まで待ってしまう。本当に素晴らしくて、間違いなく背筋がゾクゾクするよ」


そして、「クイーンのギター・ソロで一番のお気に入りは何ですか?」と質問されたブライアンは“Killer Queen”をチョイスし、その理由も述べていた。

「私の夢は、ギターをオーケストラの楽器として使用することだった。幸運にもその夢を叶えられて、“Killer Queen”のソロで初めてハーモニーを上手く伝えることができたんだ。そして、全ハーモニーが反響し、ハーモニーがお互いに平行して続くのではなく、小さなジャズ・バンドのように相互に作用しているんだ。それが、“Killer Queen”ではすごく上手くいった。私はこの曲で、人々に自分のことを覚えておいてほしいと言っておくよ」




『ロッキング・オン』最新号のご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。


『rockin'on』2021年4月号